Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)横山直広の批評
足立です。
めったにコピーライティング系の教材を勧めるような事も無いようなアフィリエイターさんが、ここ最近、しきりにライティングの教材を推奨していると思ったら、
・それなりに知名度の高いインフォプレナーさんが販売元であった事
・88%という高額なアフィリエイト報酬が付いていた事
・大幅な値上げを控えている事
などが重なり、めったに売り込む事も無いようなライティングの教材を「ここぞ!」とばかりに煽っているような人達が続出していた模様です。
それこそ、普段はろくに「コピーライティング」の「コ」の字も出さないような人が、ここぞとばかりに売り込んでいるわけですから、ASPの方でもその教材が、数日、ランキング上位に入り続けているみたいですね。
僕もそんな「値上げ直前」に便乗して「高額なアフィリエイト報酬」を頂くべく、購入を煽りたいところではありますが、そのような紹介の仕方は僕個人の「ポリシー」に反します。
まして、それが「コピーライティングの教材」であれば、尚更、中途半端な教材をお勧めするわけにはいきません。
ですので、僕は僕らしく、あくまでもその「内容」の方を踏まえた上で、本心で「手に取ってもらいたい」と思える教材かどうかを批評していきたいと思います。
Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)
URL :http://az.ctwpromotion.net/writing/letter/afinfo.html
販売者 :Catch the Web Asia Sdn Bhd.
提供者 :横山直広
所在地 :Suite 7-03, Level 7, Menara IGB, Mid Valley City
Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)横山直広の批評
まず、率直な「感想」と「結論」から言いますが、僕個人の感想としては、全体的に「薄い」という印象で、ライティングの教材としては、ほとんど「独自性」や「オリジナリティ」と言えるものを感じられませんでした。要するに、その内容の大半が、ほぼ全て「どっかで聴いた事があるもの」を「どっかで聴いた事がある切り口」で「どっかで聴いた内容のまま取り上げている」といった印象でしたね。
まあ、僕はわりとこの手のコピーライティング関連の書籍や教材を多く目にしてきている方だと思いますし、その知識等はわりと多く持っている方だと思います。
ですので、この感想は、あくまでも僕の個人的な感想である点は否定しません。
ですが、それでも、このCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)の内容は、ある程度のレベルでコピーライティング関連の書籍、教材を目にした事があるような人なら、おそらく僕と同じような感想になると思います。
要するに、そこまで多くの書籍や教材を目にしているような人ではなくても、おそらく「物足りなさを感じるだろう」という事です。
勿論、コピーライティングというものには、ある程度の「原理原則」と言える部分がありますので、そういった点がある程度、同じような内容になるのは、仕方がないところなのかもしれません。
そういった部分のある程度の「重複」は、この分野の教材には「付き物」だと思います。
ですが、そのような「原理原則」と言える部分であっても、良質な教材と言えるものであれば、そのような「原則」を、独自の切り口、独自の視点で展開し、そこに独自性やオリジナリティを感じさせてくれるものでもあります。
そういったところが、このCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)には、ほとんど感じられなかったわけです。
ですので、これまで1つたりとも、コピーライティングの教材や書籍を手にしていないような人であれば、その「基礎」や「原則」を最低限、学べるという点では、一定の価値は見出せるかもしれません。
ですが、既に、2~3冊程度、この分野の書籍を目にした事があるような人や、僕がお勧めしている、
・ネットビジネス大百科
・The Million Writing(ミリオンライティング)
この辺りを既に手に取って、それなりに勉強されたような人であれば、おそらく、このCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)を購入しても、僕と同じような感想になると思います。
むしろ、僕のブログの方で公開している「コピーライティング講座」を一通り読まれているような人。
The Million Writing(ミリオンライティング)の著者、宇崎恵吾さんのブログ、メルマガを一通り読まれているような人なども、おそらく同じような感想に至る可能性が非常に高いです。
・足立博のコピーライティング講座
・宇崎恵吾さんのブログ:コピーライティング至上主義者の会
僕のブログのコピーライティング講座は、それこそ「初心者層」へ向けて、その原則的なポイントを主に取り上げてますので、その内容は、この「Catch the Writing」の教材内容と比べても、さほど遜色ありません。
そこへ更に宇崎恵吾さんのブログで公開されているコピーライティング講座も加えてしまうと、むしろ、宇崎さんのブログ講座の方が、遥かに「有料級」に感じるくらいではないかと思います。
というのも、このCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)の教材内容は、その内容の大半が「コピーライティングを指南する教材」というよりも、
「コピーライティングの重要性や有効性を指南する教材」
であり、その内容の大半がコピーライティングの重要性や有効性を気付かせる(認識させる)為の話に終始している傾向にあるんです。
この教材は、そういった部分を「セミナー動画」という形式で説いているものになっている為、僕的にはその動画講義そのものが非常に「回りくどいもの」に感じられてしまいました。
もちろん、根本的に「コピーライティングの重要性」や「有効性」の認識に乏しいような人なら、新たな「気付き」に至るような部分もあるものと思います。
ですが、あえてお金を出して、このような「コピーライティングの教材」を手に取るような人に、そこまで重点的に、その重要性、有効性を説くような動画が必要なのでしょうか・・・。
それこそ、僕や宇崎さんがブログやメルマガで散々と提唱しているような事を、その教材内の動画で、長時間に渡り、解説しているような内容になってしまっているわけです。
コピーライティングの重要性、有効性の言及が6~7割。
現にこのCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)における「本編動画」の内訳はこんな感じなのですが・・・・マインド編:77分40秒
・コンセプト編:37分19秒
・ライティング編:51分23秒
この中の「マインド編」の話が、まさに全般としてコピーライティングの重要性、有効性を講義していくような内容で、結局、この内容が教材本編の半分を占めてしまっています。
続く「コンセプト編」は、市場や顧客のリサーチやターゲットの捉え方、オファーの切り口などを捉える為の講義で、これも僕や宇崎さんのブログで普通に無料公開されているものを「端的」に解説している程度でしかありません。
言っても37分程度の講義ですからね。
そして、肝心要な「ライティング」の部分も、わずか51分程度の動画で終わってしまっているんです。
ちなみに51分の動画で、どれくらいの話を出来るかを「物理的」に計算してみるなら、1秒あたり5文字分くらいの話を、ほぼノンストップで展開したとしても、
5文字×60秒×51分=15300文字分
という計算になりますので、文字数で言えば、このCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)の「ライティング」についての講義は、テキストマニュアルで言えば15300文字分くらいにしかなりません。
僕が推奨しているThe Million Writing(ミリオンライティング)が11万文字ほどのテキストマニュアルで200Pほどですから、この「Catch the Writing」のライティング講義は、
「全20~30Pのテキストマニュアル」
というくらいの内容でしかないという事です。
実際は1秒平均5文字分もの講義にはなっていませんので、実状はこれ以下なのが現実ですね。
一応、この「本編」にあたる動画講義以外にも、6つくらい「特典」という形で動画の講義が加えられていますが、それぞれの収録時間を記載していくと・・・
・特典1:50億円売った結果が出るインターネット集客法/ 約17分
・特典2:ビジネスで成功して理想のライフスタイルを実現する方法/ 約37分
・特典3:50億円を売り上げたメールライティング 約8分
・特典4:人間の本能を利用して心を動かすストーリーテリングの型/ 約7分
・特典5:相手が納得する問題解決の伝え方/ 約2分
・特典6:コピーライティングで使える心理学6つ/ 約3分
という感じなので、実質的に「コピーライティング」に関連するような特典動画は、それぞれ2分、3分、7分、8分とかなり手短かな動画でしかない事がお分かり頂けると思います。
コピーライティングとはさほど関係の無い特典動画は17分、34分と、わりと長めなのですが、ライティングに関係がある動画はほぼ「さわり」程度しか、ライティングの話をしていません。
要するに「コピーライティングを学ぶ為のコンテンツ」としては、この特典の内容もほぼ期待に沿えるような内容にはなっていないという事です。
言っても数分で終わってしまうような動画講義ですからね・・・。
このような「特典」も含めて、この「Catch the Writing」という教材は、僕的にはどうも「価値を感じられなかった」というのが率直な感想なので、まず「お勧めしたい」とは到底、思えませんでした。
それこそ、僕が買った時は「3800円」という特別価格だったのですが、今は4800円に値上げされていて、更にこれから「9800円」にまで値上げされるらしいです・・・。
僕的に3800円でも「うーん」という感じなのに、これが9800円以上に値上げされていくというのは、さすがにどうかと思いますね。
まあ、一応このCatch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)は「90日間以内であれば返金する」という保証が付いているようですので、そこがせめてもの「救い」でしょうか。
でも、3800円、4800円という価格帯ならともかくとして、さすがにこれを9800円で売ってしまうと、僕は「返金請求の嵐」になってしまうんじゃないかと思うのですが・・・。
そうなると、また価格を下げるか、保証を取り下げる。
もしくは、保証に「条件」が加えられるような気がしてなりません。
この教材内容で9800円という価格は、さすがに返金の申し入れが半端じゃない数になるような気がしますので。
この手の教材に免疫や知識が無い人であれば、わかりませんが、そうではない人であれば、まずこの内容でそうそう「満足」は出来ないと思うのが、僕の率直な批評ですね。
それでも、この「Catch the Writing」を購入されるなら、同じく「メール1通で返金する」という保証が付いている、こちらの「The Million Writing」も併せて購入する事をお勧めします。
>The Million Writing(ミリオンライティング)
こちらは3980円という価格帯で、365日間の無条件保証が付いてますので、コピーライティングを学びたいのであれば、一緒に購入しておいても絶対に損はありません。
Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)の方も、今は90日間の保証が付いているようなので、購入するのであれば、この保証が付いているうちにどうぞ。
>Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)
「百聞は一見にしかず」とも言いますので、どうせ保証が付いているのですから、両方を見比べてみるのもアリだと思います。
Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)の方は、その内容的に、いつまで保証を付けられるだろう・・・という感じですから、そういう意味では、買うならお早目に(笑)
以上、Catch the Writing(キャッチ・ザ・ライティング)の批評でした。
Hiroshi Adachi
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