新・魔法のコピーライティング(岡村元紀)を辛口評価。
足立です。
一時、販売が終了?していたとされる「魔法のコピーライティング」というコピーライティングの教材が再販売になったらしく、何通か「売り込み」のメールが何名かのアフィリエイターさんから届いてました。
まあ、いずれも勝手に届くようになったアフィリエイターさんからのメルマガなので、さほど気にも留めてなかったのですが、インフォトップの売上ランキングにも入っていたようなので、読んでみる事に・・・。
というわけで、今日はこちらの「魔法のコピーライティング」改め「新・魔法のコピーライティング」を批評していきたいと思います。
新・魔法のコピーライティング(岡村元紀)
URL :http://copywriting.cc/maho/
販売者 :株式会社 JapanCopywriting
提供者 :岡村元紀
所在地 :東京都中央区日本橋3丁目2番14号 新槇町ビル別館第1
新・魔法のコピーライティング(岡村元紀)辛口批評
今回の「再販売」でメルマガやらランキングやらで目に入った事が批評のきっかけになったものの、この「魔法のコピーライティング」自体は以前から、知ってはいました。何名かのアフィリエイターがわりと絶賛して推奨していたからです。
ですがその反面、僕が個人的に信用を置いているアフィリエイターさんは、かなり「マイナス」な評価をしていたので、
「この人がこういう評価なら、たぶんそうなんだろうな。」
という感じで、その印象止まりのまま、いつの間にか販売が終了していたという感じです。
ですが、今や僕のブログもかなりの比率で「コピーライティング関連のキーワード」からアクセスしてくる人も多くなってきている為、再販売で改めてランキング入りするくらいのライティング教材であれば、
「駄目商材なら、駄目商材でも、僕なりの批評はしておいた方がいいかな。」
と思い、今回、実際に中身をチェックしてみたわけです。
で・・・まず率直な「感想」を言うと、まあ、想像通りと言えば想像通りの教材で、それこそ僕が信用しているアフィリエイターさんの評価、ほぼそのままだったという感じですね。
むしろ、そのアフィリエイターさんの評価でも少し「甘口(笑)」だったんじゃないかと思いました。
まあ、その的は十分に得ている評価だったので、その「甘口具合」は、そのアフィリエイターさんなりの気遣いだったのかな?という感じでしょうか。
ですので、僕はもう少し「辛口」で思った事をバシバシ書かせてもらおうと思います。
あくまでも僕なりの批評、レビューをしないと意味がありませんからね。
一応、この「新・魔法のコピーライティング」の本編マニュアルは、
・基本編(基本のひな型) ・ブランディング編(ブランディングのひな型) ・セールス編(セールスのひな型) |
この3つのマニュアルで構成されていますので、それぞれについて1つ1つ批評していきたいと思います。
新・魔法のコピーライティング:基本編(基本のひな型)
まず、この基本編(基本のひな型)のマニュアル本編にある「目次」は以下のようになっています。(魔法のコピーライティング本編より引用)

何というか・・・まあ「基本」なので、これはこれでいいとは思うのですが、ある程度、コピーライティングを勉強している人なら、この目次を見るだけでも、内容は何となく想像がつくんじゃないかと思います。
ただ、マニュアル全体のページ数(ボリューム)もそこまでのものでは無いので、1つ1つの解説もかなり簡素でザックリしています。
1ページ1ページの文字数もそこまで多くありませんし、目次立てのページ数を見ても分かる通り、1つの題目に対して割かれているページ数はせいぜい1~2ページ。
しかも実質的な「講義」にあたる部分は8P~19Pのたった11ページのみなんです。
表紙に始まり、最初の免責事項や目次のページから冒頭の挨拶文や前置きまで約7ページが消えて、22P以降は「事例」と、何故か「実践者の感想」が全15ページも割かれています。
「事例」の方も何の補足解説も無しに例文が並べられているだけで、そこも僕的にはかなり物足りなさを感じるところでした。
マニュアルの方に「実践者の感想」を大量に並べている構成も完全に意味不明です。
本当にただ、このマニュアルを読んだ人の感想を並べているだけのページが15ページも続くんです。
こういう「購入者の感想」的なものをセールスレターに載せるのは分かりますが、何故本編に??
「このマニュアルを読んで、こんなに満足の声を挙げている人がいるんですよ」
というところを暗にアピールして、満足度を強引に上げようとしているんでしょうか・・・?
それともただのページ数稼ぎ?
実際、この「実践者の感想」が無ければ、このマニュアルは24Pくらいのボリュームになってしまいますからね。
更にその中で「コピーライティングの講義」にあたる部分はたったの11ページですから、いくら「基本」の解説とは言え、有料の教材としは「薄すぎる」と思いました。
正直、コピーライティングの基本を解説するコンテンツとしてなら、僕のブログで公開しているコピーライティン講座一式の方が「情報量」も「質」も普通に勝っているんじゃないかと思いますね・・・。
>足立博のコピーライティング講座一覧
まあ、あくまでも僕個人の感想ではありますが、さすがにこの「目次」にあるレベルの内容で、たった11ページのマニュアルよりは、僕の講座の方が有益な自信があります。
少なくとも、この「新・魔法のコピーライティング」は1万円以上のお金を取る有料のコピーライティング教材で、この「基本編」は、その3分の1を示すコンテンツですからね。
それでこの内容、ボリューム、クオリティというのは、ちょっと「どうなの?」と思ってしまいます。
もし購入されている人がこの記事を読まれているなら、一度、僕が「無料」で公開しているコピーライティング講座を読んでみて欲しいです。
そして、無料でも、これくらいの内容、ボリューム、クオリティ(は自画自賛になってしまいますが)の情報が提供されているという事を知って欲しいですね。
僕的に1万円を超える教材で「基本」と称するマニュアルの内容が、どう考えても割高としか思えませんでした。
ただ、これはあくまでも「基本編」なので、一応、他の2つのコンテン(マニュアル)に「期待」したのですが・・・
ブランディング編(ブランディングのひな型)
続いて目を通したのが、こちらの「ブランディング編(ブランディングのひな型)」でした。(魔法のコピーライティング本編より引用)

この「ブランディング編」のマニュアルも、基本編同様、全40Pにも満たないマニュアルで、やはり同様に「実践者の感想」に10ページ近く割かれている意味不明な構成は健在でした(苦笑)
実践例として事例となる例文も3つほど並べられていますが、これもやはりただ例文が示されているだけで、何の補足解説もありません。
肝心な「ブランディング」を主題とするコピーライティングの「講座」にあたる内容は、12Pあたりから22Pあたりまでのたった10ページ。
1ぺーじ1ページの文章量もそこまで多いマニュアルではないので、当然ながら、その内容も極めて「薄っぺらい」です。
というか、ブランディングというテーマにおけるコピーライティングのマニュアルが、たった10ページという時点でどう考えても薄い講義にしかならないのは目に見えてます。
実質的に先立って批評した「基本編」と、ほぼ同じボリュームの講義ですからね。
あのレベルの「基本」と同じ情報量で「ブランディング」を講義して、それが有益なものにならないのは当然の理屈だと思います。
勿論、情報は「量」より「質」ですし、質が高いなら、量は少ないに越した事はありません。
重要なポイントがギュッと凝縮されているほど、その教材は評価できるものだと思います。
少なくとも、僕はそういう考えを持っている方ですが、その考えを持っている上でも、この「新・魔法のコピーライティング」のここまでの教材内容は、ハッキリ言って、
「情報の量も質も薄すぎる」
というのが率直な感想でした。
情報量が乏しい上に、質も低いので、全てにおいて「薄い」わけです。
ここまで来ると、3つ目のマニュアルに期待できるはずも無く・・・
セールス編(セールスのひな型)
3つ目のマニュアル「セールス編」の目次はこちらの通り。(魔法のコピーライティング本編より引用)

ページ数は「基本編」「ブランディング編」と同じく40ページほどで、29P以降はやはり「事例」と「感想」という構成・・・
20Pまでの内容はほぼ「前置き」や「心構え」的なもので、セールスを題材とするコピーライティングの講座は実質的に20P~28Pまでの9ページほどでした。
感想は言うまでも無く「基本編」「ブランディング編」とほぼ変わりません。
とにかく「薄い」という一言に尽きますね。
そもそも、この「新・魔法のコピーライティング」の『講座』にあたる部分は基本的に「ひな型の提唱」を前提としている傾向にあります。
ですので、この教材は『コピーライティングを学んで文章を書けるようになる為の教材』というよりは、
「こういう型(構成・流れ)で書けば良い」
というスタンスで作られているわけです。
確かにブログやメルマガなどで文章を初めて書いていくという人には、こういう「ひな型」的なものは「文章の書き易さ」を前提とする上ではアリかもしれません。
根本的に「書けない」「何を書いていいかわからない」という状況よりは「ひな型」に沿ってでも「書ける」に越した事はありませんからね。
ですが、この「新・魔法のコピーライティング」は、ちょっとそこに「頼り過ぎ」な部分も多く、僕的には「コピーライティングの教材」としては、あまりにも「物足りな過ぎる」と言うのが率直なところです。
内容的にはその「ひな形」と、その「ひな型」を使った例文をザックリと並べているだけという感じなので、このレベルの内容で「コピーライティングの教材」として、1万円以上の代金を取られるのはどうも割に合いません。
少なくとも、僕の感覚では「コピーライティング入門」レベルの参考書に付属している「ひな型」とその「事例」だけがまとめられたものという感じなので、
「コピーライティング教材に付属しているコンテンツ」
としてなら、十分にアリなものですが、この「新・魔法のコピーライティング」は、その「付属コンテンツ」レベルのものだけを教材にして1万円以上ものお金を取ってしまっているわけです。
この「ひな型」の前提になるようなコピーライティングのマニュアルがしっかりと付いていて、初めて「教材」として成り立つもの。
僕的にはそういう印象ですので、この教材内容でこの価格はどう考えても「割に合わない」ですね。
「基本編」の批評のところでもお伝えしましたが、この教材内容なら、普通に僕のブログで無料公開しているコピーライティング講座の方が確実に「情報量も質も高い」と思いました。
>足立博のコピーライティング講座一覧
それこそ、僕が推奨しているコピーライティング教材「The Million Writing」とは、もはや「比較にすらならないレベル」です。
この「The Million Writing」の著者、宇崎恵吾さんが無料で公開している、こちらの「コピーライティングレポート」でも、圧倒的にこちらの方が「有益」だと思いますね。
>宇崎恵吾のコピーライティングレポート
まあ「新・魔法のコピーライティング」は、一応は「ひな型」とされるものが付いているので、そこに多少の付加価値はありますが、
「コピーライティングを学べる教材」
としてであれば、明らかに僕のブログの講座や、宇崎恵吾さんの無料レポートの方が質は高いと思います「学べる事」も多いと思います。
あとは、宇崎恵吾さんのブログ「コピーライティング至上主義者の会」で公開されている無料講座も読んでみて欲しいですね。
>コピーライティング至上主義者の会
普通に「コピーライティングを学ぶ」というなら、宇崎恵吾さんはもとより、僕のブログで公開しているライティング講座の方が遥かに有益。
これが、今回取り上げた「新・魔法のコピーライティング」における僕の率直な感想、評価です。
そもそもマニュアルに実践者の声?のようなものを本編の講義以上のボリュームで詰め込んでいるというのは、どうかと思います。
少なくとも、この「新・魔法のコピーライティング」のセールスレターでは、その「実践者の声」をマニュアル内容に大量に加えた上での「ページ数」を公開していますので、ちょっと「あからさま」過ぎますね。
情報不足、ボリューム不足の自覚があるなら、そんな小細工をせずに肝心な「講義」を手厚くすればいいのに・・・。
そういう「姿勢」も含めて、僕はお勧め出来ないです。
あくまでも個人的な批評ですが、「新・魔法のコピーライティング」の購入を検討されているのであれば、一応、参考にして頂ければと思います。
Hiroshi Adachi
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どうせ酷評するならもっとヤバイ人を取り上げたらどうですかね?
この販売者を酷評したところで勇ましくもなんとも思わないっすよ。