ハトにエサを与えるか与えないか。

足立です。


公園などでよく見かける、誰かがハトに餌付けをしている光景。


あなたはそういう光景を見て、何を思いますか?


これはつい先ほどの話です。


僕は銀行に行った帰りに外で昼ご飯を食べようと思い、弁当を買って公園のベンチに腰かけました。


外のベンチで弁当を食べ始めるとすぐにハトが一羽飛んで来て僕の目の前でうろうろし始めたのです。


その距離50㎝ほど。


この至近距離に僕は驚きました。


僕は、そんな怖い物知らずの大胆なハトにエサを与えたのかどうか、、、

ハトにエサを与えるか与えないか

結論から言います。


僕は、ハトにエサをあげない派です。


結構みんな気軽にエサを与えていますが、僕は餌付けをするとハトがたくさん寄って来て衛生的にも良くないし、一生エサを与え続ける事ができないのに、無責任な行動だと思っています。


ただそのハトは僕が弁当を食べている間中、ずっと近くをウロウロ地面を突っつきながら催促してきました。


しかし、僕は断固としておかずやご飯粒をあげませんでした。


絶対にやらないという覚悟の元で『このハトにどう思われようと例え仲間ハズレにされようとも絶対にやらないぞ』と、心に決め、自分一人でハトに見せつけるようにいつもの1、5倍は美味しそうに食べてやりました。


すると、ハトは諦めて近くに座っていたおばあさんの方へとスタスタと歩いて行きました。


僕は思いました。


『勝った、、、。フフフ、いつでも誰でもエサをくれると思っている方が甘い考えなんだ。欲しければ自分で稼いで弁当を買うんだな、、、』


すると、おばあさんの方からすぐにこっちに向かってスタスタと歩いて帰って来たのです。


よく見ると、おばあさんは居眠りして何も食べ物を持っていなかったのでした。


「ハトめ、どうしてもこの弁当狙いで俺に勝負を挑んで来る気なんだな!おもしろい!受けてやる!!」


僕はそう思いは、ハトからの挑戦状を受け取り応戦しました。


僕は、さらにむしゃむしゃと美味しそうに弁当を食べてやりました。


すると、ハトは50㎝の距離が更に縮み30㎝ほど目の前に来て、くるくる周りを回り始めたのです、、、。


『これがお前の作戦か』


僕は、手で追い払おうとシッシとやりました。


するとハトは一瞬は羽ばたくのですが、空中にジャンプするくらいで逃げる気配もなくその場で着地するだけでした。


羽ばたくと地面の砂が舞い散って弁当に入りそうになります。


『こうやって弁当を汚して、食べられなくなった弁当を横取りする、という手はずなんだな、、、。考えたな。』


と、思っていると、目の前にベビーカーに乗った2歳くらいの男の子がお母さんと一緒に通りかかりました。


その時です。


その男の子が、ハトをじっと見ていたと思ったら、顔がほころび微笑み出したのです。


子供にとっての区別はどこにあるのか。


もし、その子の家で犬を飼っていたら犬を見たら可愛がるように自然に学ぶと思います。


それでは、もしその子の家でインコや文鳥を飼っていたとしたら?


当然ですが鳥を可愛がる事を知っている事になります。


そんな子供に「ハトにエサを与えないで下さい。」という看板に書かれたその言葉を、どうやって親は説明するのだろうと僕は思いました。


子供にとって生き物はみんな同じカテゴリーに入っているはずです。


それを自分の家で飼っている動物にはエサを与えて、外に居る動物にはエサを与えてはいけないなどという事を、しっかりと理解させる事はできるのでしょうか。


何故、ハトにエサを与えてはいけないのか。

生き物にそもそも価値の違いがあるのどうか。


人間が一番偉いと決めたのは人間でしかありません。


ハトにエサを与えてはいけないという看板。


家で飼っている鳥にはエサをあげなさいという親。


あげないと死んでしまうよ、と教えているのに関わらず、この公園では「ハトにはエサをあげてはいけない」と言われる子共。


この矛盾に子供はどう思うのでしょうか。


道徳を教える事は、大切なのに難しいものです。


そこには矛盾がいっぱいであるからです。


この線引きをどう子供に分かるように説明すれば良いのか。


そもそもその説明を完璧に出来るのでしょうか。


これは、人間のどの部分に影響を与える課題なのだと思います。


野性の動物にエサを与えてはいけないのに、元野性の動物を人が飼って、その動物にはエサをあげなければいけない。


元野生の動物を捕まえて、野生本来の自由を奪ってしまう事については何も触れられていません。


こんな矛盾の中で子供は成長していきます。


そして矛盾した大人にならないように育てようとする大人たち。


果たしてそれは成功するのでしょうか。


子供たちは、矛盾した世の中でそれを自分の中でどう整理し、自分の中のどの部分をデザインしいくのか。


あなたは「ハトにエサをあげてはいけない」と無邪気な笑顔で慈悲の心でハトを見つめるその瞳の前に、ハトにエサをあげてはダメ。と言えますか。


生き物は大切に、命は大切に、弱い者を助けるという教えは、ここではなぜ例外なのでしょうか。


子供は混乱するに違いありません。


なんでエサをあげてはいけないのだろう?と。


大人がいつも言っている事と違う事を平気で言われるのです。


どれを信じてどれを信じないのか分からなくなると思います。


まだ言葉も発達していないし理解力も無い子供たちに、どう言い聞かせ、どう理解してもらい納得出来る答えを解く事ができるのでしょうか。


それとも、子供のうちは仕方ないのでハトにエサを与えても良いよ、と言って理解出来る歳になった時に、エサを与えてはいけません。と言うのが正しいのでしょうか。


正しい正論を言うのではなく、優しいかどうかで決めていく、というのはどうなのか。


ハトに優しい事は、エサを与える事なのでしょうか。


野生の鳥なので自力でエサを獲れる能力を身につけさせる為にも、エサを与えない方が良いのでしょうか。


それを子供は理解出来るのでしょうか。


僕は、その男の子の微笑む顔を見た時に、一緒にハトにエサをあげたくなる衝動にかられました。


子供の心に沸き起こった自然の感情を大切にしてあげたいという欲が顔を出したのです。

ただそうする事が「正しい」のかの答えを出せなかった僕はその感情を押さえたまま、男の子を見ていました。


あなたなら、その時、どう感じ、どうしましたか?


何気無い日常の中で色々と葛藤させられたという話でした。


それではまた次回。


Hiroshi Adachi


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足立博


中学中退という異例の経歴を持つ「小卒社長」。2000年にバリ島家具のフルオーダー専門店ROBIN、2004年にCANDy BLOODを開業。同時にインターネットマーケティングを学び各リアル店舗事業を成功させる。
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