足立博流。男のモノづくり~写真フレーム篇~

足立です。


自分の写真で「写真展」をやる事を決め僕。


ただそこには1つ問題がありました。


写真を入れる額縁を買おうと思って、探してみるとイメージしているような写真フレームが無かったんです。


ただ僕には父の教えで、“無いなら創る”という家訓がありました。(嘘)


という家訓の話は大袈裟ですが、何でも作ってしまう父の影響で、僕も物心ついた頃からモノづくりが大好きでした。


大好きと言うよりも、日常そのものと言った方がしっくりきます。


それほど、毎日がアートでした。


何か創るか絵を描くかを日常の中でしていました。


父のDNAを受け継いだ僕は、今回も“無いなら創る”精神で、早い段階から額縁を創る方向に勝手に思考がシフトし始めていたのでした。




僕には、イメージする写真フレームが明確に浮かんでいました。


モノづくりをする前に良くある事です。


イメージする物のイデアを思考が見ているという現象ですが、今回もそうでした。


今回イメージした額縁に題名を付けるとしたら、『火事で焼け落ちた、大昔のフランスのお城から、出て来たアンティーク感でキラキラ感がある額縁』といった所でした。


明確なイメージから制作に入ると、更に鮮明になり、やがてそれはいつものように脳内スクリーンに映し出される映像を見ながら、さらに指がもっと良いアイデアを考えてくれます。


今回もそうでした。


全部で47の写真があったので額縁も47個創るのですが、47の額縁すべて違うデザインが降りて来ました。


ゼロから創る事に意味がある。



木材を調達する前に、僕の頭の中に浮かんでいるイメージを再現するためには、色んな物が必要になります。額縁の角を出すには木材をピッタリ45度に切る事がとても重要になってきます。


そのためには僕が持っている丸ノコでは手間が大変過ぎて思うようなスピード感を維持した制作はできません。電動のスライド丸ノコがあれば、狂いなく45度に切る事が容易にできて、額縁の角が綺麗に仕上がるので今回、この電動のスライド丸ノコを買う所から始めました。




そして、次にイメージを再現する為には木材とガラス、そして塗料が必要になります。木材も47個の額縁分必要なので、束になっている木材をチョイスしました。「ココからココまで全部ちょうだい。」というセリフでお馴染みの“大人買い”というやつです。木材の大人買いです、気分が悪いはずはありません。と、言っても一束買っただけですが、、、。


しかし、すべてを自分で創るにはゼロからものごとを思考していく必要があるので、大変な事だとは思うのですがそれに見合った充実感が一緒に付いてくるので創り出す楽しさがそこにはあるのです。


創造する「幻の城」



天空に浮かぶ、それはそれはこの世の物とは思えない程美しいという、古くから言い伝わる、ある城の話。


そこは、シリアのクラック・デ・シュバリエやインカ帝国の遺跡であるマチュピチュのような別世界にその城はあった、と言います。




しかし、その城は誰も見た事がなく、ただの言い伝えの中の話だという幻の城だという夢物語でいつしか語られるようになっていました。


ただ、ある一人の冒険家が独りで世界を廻っていた時の事でした。


その青年の冒険家は自分が今どこを放浪しているのかすら分らない、果てしない一人旅の途中の事でした。




その冒険家が霧の濃いある夜、身動きが取れずその場で野宿しました。


翌朝目覚めると、日が昇る東の空の果てにとても高くそびえ立つ木ひとつ生えていない岩肌でできた山脈に気がつきました。


冒険家は、その山脈を越えようと思い無意識にその山脈へと引き寄せられて行ったと言います。


まる二日山を登り続けると、山頂に辿り着く事ができました。




そこでその冒険家が目にしたものは、火事で焼け落ちた古い大きな城跡だったのです。冒険家は思わず声を上げました。


「これがあの幻の城だ!」


高まる鼓動を抑えきれず、城の跡地を探索し始めると瓦礫の下に地下へ通ずる小さな階段を発見したのでした。


躊躇しながらもドキドキする鼓動を感じながらゆっくりと階段を一段一段下へと降りていくと、そこには火事の影響を比較的受けずに済んだ大きな地下の部屋がいくつもありました。




所々が火に焦がされていましたが、壁にはたくさんの額縁が飾られていました。


中には写真があったのでしょうが写真はすべて焼けこげたようで跡形もありませんでした。


冒険家は、その城の地下にあった額縁をすべて持ち帰りました。


その数47個。


この幻の城の言い伝えを語り継いでいってもらおう!と、冒険家は考え、この冒険に幕を閉じたのでした。




、、、と、いう古い城の焼け跡から救出されたアンティークな額縁、という感じのイメージが浮かんでいたので、それを表現するというコンセプトで創りました。


もちろん僕の頭の中だけの作り話です。




そんなイメージの額縁を創るには何からやれば良いのかと言うと、アンティーク感を醸し出すカラーをどうやって再現していくかが、とても重要なプロセスだという事はすぐに理解できていました。


しかし、その風合いにするにはどうやって塗料を塗れば、イメージ通りの風合いが出せるのだろうかが、まったく分らりません。


それでも、なぜかどこかで必ずそう仕上がっていくという理由の無い自信が今回はあって、必要な物が考えずして分りすぐにそのすべてを取り寄せました。


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どうやって風合いや雰囲気を出していいのか分らないので、とりあえず今回も創りながら指と右脳に考えてもらおうと、考えずにイメージの映像だけを見ながら、手が動きたいように自由にさせてみました。


するとアンティーク感を出す為に、木を傷やくぼみを演出するために機械を使ってガリガリごしごしやってみようと手と指が動き始めたのです。


計算も何もなく、ただ頭の中のスクリーンに映し出されるイメージ映像を見ているだけのような感覚でした。


結果を言えばこうしてこの写真フレームは二度と同じモノが創れないという作品になりました。


どうやって創ったのかは分っても、どの色を重ね塗っていったのかはまったく覚えていないし、分かりません(笑)。


すべてが感覚に任せて手と指にさせただけ、という感じでした。


そんな感じで作品を創造していったわけです。




45度ぴったりに切ってある木を組み合わせ、額の形にすると荒削りな感じの額縁の原型が現れました。


イメージしている額縁に近づいていっているという感じです。




次に、取り寄せておいたイメージの雰囲気にするには多分最適である特殊な塗料を塗っていきました。





重ねて塗ったり、拭き取ったりを幾度となく繰り返しイメージに近づけていったのですが、初めての事ながらも「これでイメージ通りになるのかどうか、、、」というような心配は全くありませんでした。




躊躇無く、手と指が昔それをしていた職人かのようにリズムを取るように無駄な動作無く、手が勝手に動いていったからです。


、、、こうやって書くとなんかカッコ良い感じしますよね(笑)、




47の額縁すべてが、まったく違うデザインに塗り上がりました。


ここからが、それまで頭の中にあったイメージをさらに最適化していき、最初のイメージ以上にしていく工程に入っていきます。


ここからが特に楽しい創造の世界です。


47のうちのいくつかはファイアーアート。


日本語で言うと、単純にただの“火あぶり”です。


小学2年生の頃に拾ったマッチで火遊びしていたら、空き地が火事になって消防車が何台も来て大惨事になってしまった経験が、こんな所で役に立つとは、、、(苦笑)


人生には無駄な事が無いんだと実感した瞬間でもありました。




塗り終わったりファイアーアートをし終わった後に、ニスを塗って乾かしました。


ニスが臭いので外で豪快に乾かすのが男の醍醐味。


ワイルドだろ?(笑)


人が通れるように、階段の右側は空けてあるよ。マイルドだろ?




乾いたら、いよいよキラキラのCANDy BLOOD特有のスタッズワークが始まります。


近くに寄って観て下さい。※良い子は部屋を明るくして観てくださいね。


気分が悪くなったら、お母さんを呼んで換気してシマジロウの本を読んでもらってください(笑)。




シリコン等で、スワロフスキーやスタッズをしっかりと留めていくのですが、形ある物はやがて壊れます。


その宇宙の法則はしっかりと理解しながら壊れる美学を受け入れて創っていきます。


壊れるから美しい。


そう感じながら、、、。




最後にバランスチェック。


















































幻の城から救出された、47の額縁を是非、実際に見に来て下さい。


僕が撮った写真と一緒に飾られていますので。


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足立博


中学中退という異例の経歴を持つ「小卒社長」。2000年にバリ島家具のフルオーダー専門店ROBIN、2004年にCANDy BLOODを開業。同時にインターネットマーケティングを学び各リアル店舗事業を成功させる。
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