特注オーダーウォレットづくり。/足立博流。男のモノづくり。

ジーンズのポケットにスッポリ入れられて、仕切りもひとつだけのシンプルなラウンドファスナーウォレットの特注品のオーダーです。


お任せなのでどんなモノでも自由な発想で頭の中に描く事ができます。


次々にアイデアやデザインが浮かんでは消えますが、そのほとんどが僕に無視されるアイデアやデザインたちです。


今回の記事はそんな創る時の意識にも焦点を合わせて書いてあります。


特注オーダーウォレットづくり。

CANDy BLOODのロングウォレットを普段使っている顧客様からのお任せ特注オーダーのウォレット。



ご要望は赤系と青系をメインでシンプルなカッコ可愛い感じで、というオーダー。



今回のこのオーダーは最初の話の中で方向性がすぐ把握できました。


大体のデザインのアウトラインは見えたので、あとは僕の得意な色合わせが一番の鍵になると思いながら、無数の革の組み合わせを何通りも合わせ、イメージを固めていきました。



色と革が決まったパーツから仕立てていきます。


文字にするとココまで、とても容易で簡単に見えるかもしれませんが、僕は何しろここに一番の時間を注ぐと言っても決して言い過ぎでは無いくらい、「時間」と言うか「日にち」をかけます。



たったこれだけの工程に、真剣に取り組んだ時だけ顧客様の心に刺さる作品が出来ると想っています。



これは、作品の創造に真剣に取り組んだという葛藤や苦悩した形跡が作品から伝わり醸し出され、全体の雰囲気を決定付ける要素になるのではないでしょうか。



特注オーダーウォレットづくり~常に最適化

どんな工程だろうが常に真剣に没頭している状態のまま創ります。


それが僕のモノづくりの当たり前の姿勢だから。


特注品は誰ともかぶらない世界に二つと無い作品ですから、その都度新しいその時にしか降りえないアイデアの欠片たちを形にしていきたいのです



アイデアの欠片の集合体が唯一無二の作品になります。



決して安易に行程を進める事はしません。


『これで本当に良いのか?』


常に頭の中に映し出される提案映像を見ながら“あとひと手間”を意識して最適化していきます。



ミシンワークはもちろん技術が必要です。


ただそれ以上に必要なのは、ミシンのその日の調子を知る事。



季節によってや油の周り具合などはもちろん、下糸釜と針の調整具合を身体で把握しておく必要があります。


そうしなければいざ縫う段階になり縫う物の革の厚みが微妙に変わる度に糸目が少しズレてきてしまうのです。



それも個を感じ作り手を感じてもらう味わいとなる場合だってあるのですが、イージーな箇所でのそれは避けなければなりません。



特注オーダーウォレットづくり~良い作品が生まれる条件

僕の扱っている革素材は、数に限りのある革が多いです。



もちろん生産しているCANDyBLOODの定番の革もあるのですが、その革ですら、選りすぐりで珍しい革をチョイスしているので、廃番になることもよくあります。



今回僕が選んだパイソン革もまたCANDyBLOODの三枚だけの限定革でしたので、この時点で残りわずかしかありません。


カラーもCANDyBLOODのオリジナルターコイズカラーを配合してもらい染めてもらいました。



この革も僕たちから率先して奨めた訳では無いのに人気の高い革になりました。


ですが何しろ限りのある革。


しかも普段主に扱っている牛革のヌメ革に比べると何倍も高価な価値のある革です。


このウォレットの予算もたっぷりと頂いていますので、常に最適な革や素材を惜しみなく使えます。


ネームの焼入れの瞬間は、絶対に失敗が許されない緊張する場面のひとつです。



ファスナーに関しては、僕たちの持っている数多くのファスナーの中からは選ばず、あえて取り寄せる事にして、とことん細部までこだわりました。



何が違うのかは僕たちにしかきっと分からないレベルだとは思うのですが、やはり常に最適化を目指し具現化したモノだけがその時の最高の作品になると信じています。


そのこだわり抜く事こそが葛藤や苦悩の形跡が色濃く作品に反映されていくのだと思っているわけです。


特注オーダーウォレットづくり~一生持てない訳

いつも最高のモノが仕上がると思事があります。



自分の分も一緒に創れば良かった、、、



しかし、それをもしやってしまえば、作品ひとつに対する意識が100%で無くなってしまいますので、それは今後も叶わぬ夢だと思います。



創り終った時に僕自身が、自分の分も一緒に創っておけば良かった、、、と想う作品は、目の前のひとつに全力を尽くして創った時にしか獲られない感情です。



だからこそ、僕は「僕自身が創る最高の作品を一生持てない」という、そんな宿命にあるということを意味しているわけです。



それでも僕は、僕にしか創る事の出来ない作品を、僕以外の誰かのためにこれからも創り続けるのだと思います。


僕に創って欲しいという人がある限り、、、。



なんて言うとちょっとカッコ良いですね。



今回もお付き合い頂き、ありがとうございました。

Hiroshi Adachi


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足立博


中学中退という異例の経歴を持つ「小卒社長」。2000年にバリ島家具のフルオーダー専門店ROBIN、2004年にCANDy BLOODを開業。同時にインターネットマーケティングを学び各リアル店舗事業を成功させる。
>足立博プロフィール・経歴


物販事業経営者、アフィリエイター、マーケッターが集まるHiroshi Adachiのブログの運営を開始。クリエイターとしての活動の傍らマーケティングアフィリエイターとして情報発信中
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