フロントエンド&バックエンド戦略のマーケティングにおける有効性について。
足立です。
今日は、ビジネス及びマーケティングにおける「フロントエンド」と「バックエンド」の話をしていきたいと思います。
フロントエンドは、文字通り「フロント(入口)になる商品」という意味なのですが、厳密には、その後に控える「バックエンド」を売り込む為の商品という意味があります。
マーケティング上、バックエンド商品を売り込む為に最初に売り込んでいく商品が「フロントエンド商品」というわけです。
フロントエンド商品=バックエンドを売り込む為に最初に売り込む商品
バックエンド商品=フロントエンド商品の後に控えている商品
基本的にはこういう解釈で問題ないと思います。
このフロントエンド、バックエンドは、ネットビジネス業界では情報商材の販促などによく用いれている手法なので、人によってはネットビジネス業界(情報業界)特有のマーケティング手法と思っている節もあるかもしれません。
でも、実際はこれがわりと多くのビジネスに活用されていたりします。
今日はそんな事例も含めて、フロントエンド&バックエンド戦略のマーケティング上の有効性などについてをお話ししていきたいと思います。
フロントエンド&バックエンド商法の有効性について。
これは以前、僕がある友達に誘われて、名古屋の東区にあるフランス料理のランチを食べに行った時の話です。なぜ、その友達が僕をそのフランス料理のランチに誘ってきたのかと言うと、僕が「大喰い」だったからです。
フランス料理と聞くと、一般的には「量」が少なく、料理が一品ずつ出て来て、お腹が膨れないイメージがあると思います。
現に僕もそういうイメージがあって、「大喰い」の僕はあまり好んで食べにくようなものではありませんでした。
ですが、そのフランス料理のランチは、フランス料理なのに料理の量が定食屋の大盛り以上に、とても多く、良い意味で僕のフランス料理の概念をブツ壊してくれたお店でした。
その友人もそのフランス料理店がそういう店だったのを知っていたので、僕をそこに誘ったというわけです。
まあ、そんな僕が大食いだとか、そんな話はどうでもいいのですが、このフランス料理店は、そんなボリュームのおいしいフランス料理を出しているにも関わらず、価格が非常ニリーズナブルなのが一番の特徴でした。
そのコストパフォーマンスに、僕は一発でその店のファンになってしまったほどです。
そして実際にランチを食べ終わった僕は「その店のディナーはどんな感じなんだろう?」と、そこに置いてあったディナーメニューに目を通してみました。
すると、ディナーは、フランス料理特有のコース料理が1種類あるだけでした。
すると、そのメニューを見ている僕を見て、友達が「ディナーはもっと凄い」という話を始めたのです。
「ステーキが大きくてめちゃめちゃ柔らかくて美味しい。」とか。
そのディナーのコース料金は、ランチに比べれば若干は高目でしたが、普通のフランス料理店に比べれば、そこまで高いものではありませんでした。
ただ、そのお店のディナー完全な「予約制」で、僕がその時に食べた「ランチ」を食べた事が無いと、その予約が出来ないようになっていたのです。
その条件を見て、早速、予約が取れる日を店員さんに聞いてディナーの予約をしている僕がいました(笑)
勿論、そのディナーも格段においしく、僕はますますそのお店のファンになり、それから度々、ランチでもディナーでも足を運んでいる、今では本当にお気に入りのお店になっています。
フランス料理店のフロントエンド&バンクエンド商法。
このフランス料理店がやっているマーケティング戦略は、まさに今日、題材として挙げたフロントエンド&バンクエンド商法に他なりません。そして僕は見事にそのフロントエンド商品(ランチ)を入口に、そのままバックエンド商品(ディナー)に行き着き、そのお店のファンになっているというわけです。
要するに先立つフロントエンドというものの概念は「敷居を低くして多くの人に来てもらうために用意していく商品」であり、このフロントエンド商品のマーケティング上、ビジネス上の特徴としては、
『その商品で利益を上げる事よりも見込み客を集める為に用意されているもの』
である事が挙げられると思います。
勿論、その商品やそのサービスによっては、フロントエンドから利益を得ることを追及している事もあるかもしれませんが、大抵の場合は「見込み客を多く集める事」を目的にしているはずです。
まさに、先程、事例に上げたフランス料理店で言えば、格安でボリュームの多い「ランチ」がそれにあたるわけですね。
これに対してのバックエンドが、実質的に「利益を得る事を目的にする商品」であり、基本的にはフロントエンド商品を手にした人をターゲットにする事で、見込み客を絞り、よりその満足度を高められるように配慮されるのが一般的かと思います。
「フロントエンド商品に満足してくれるような人なら、この商品はもっと大きな満足を得られるはず。」
このようなスタンスで、フロントエンドよりも更に良質な商品を提供するのがバックエンドの特徴です。
必然的にターゲットを絞り込める事になる為、それだけそのターゲットに併せた質の高い商品やサービスを提供出来るというわけです。
結果的にお客さんはその更に質の高い商品やサービスに満足し「ファン」になっていきます。
まさに僕はこのようなプロセスで、実際にそのフランス料理店のファンになっていったというわけですね。
つまり、この「フロントエンド&バックエンド商法」は、その本質を言えば「顧客満足度をより高める為に用いるマーケティング戦略」なわけです。
フロントエンド&バンクエンド商法の本質
情報商材業界のフロントエンド&バンクエンド商法は、どこか「安い商品で見込み客を吊り上げて高額な商品を売り付ける」というような、消費者側からするとややマイナスな印象があるような気がします。実際、そういう手口で売られている高額な商品がたくさんあるというのが実状なので、消費者側がそう思ってしまうのも仕方がない事なのかもしれません。
ですが、本来のフロントエンド&バンクエンドの在り方は、それとは真逆なもので、フロントエンド商品によって見込み客を絞り込む事で、バックエンド商品の満足度を上げていく事にあるものなんです。
決して、フロントエンド商品をエサにして、高額な商品を売り付ける事が本質なわけではありません。
まあ、言い方は悪いものの、フロントエンド商品をエサにして見込み客を集めているというところまでは良いとしても、基本的にはそこから見込み客を絞り込んで、そのバックエンド商品に満足してくれる人だけに合理的に商品を提供していくのが、その本質であるという事です。
そうする事でファンを増やし、ブランディングを構築していくわけですね。
逆に言えばフロントエンド商品の段階で、バックエンド商品に満足出来ないようなお客さんを線引きして除外しているわけです。
仮にそのようなフロントエンド商品を抜きに、いきなりバックエンド商品をそれなりの価格帯で提供して際、そのお客さんがそこに満足出来なければ、商品イメージも企業イメージも悪くなります。
何より、満足出来ないような人に商品を売ってしまう事自体に問題があるわけです。
それを避ける為に活用出来るのが、フロントエンド&バンクエンドというマーケティング戦略なわけです。
つまりフロントエンド商品は「集客」だけではなく「見込み客の選別」も兼ねているわけですね。
そのフロントエンド商品に満足してくれたお客さんのフラストレーションを更に満たす事を考えると、お客さんがより満足するバックエンド商品が見えて来ます。
商品の提供やマーケティングというものは、こういう視点も含めてやっていくべきなんですね。
ただ、情報商材業界では、こういうマーケティング手法をはき違った方向性で活用している人が多い傾向にあるというだけの話です。
ですが、そんなやり方をしている人は絶対に長くは続きません。
長く、しっかりとしたビジネス基盤を作っていきたいのであれば、やはりマーケティングや商品提供は、その本質に沿った形でやっていくべきだという事です。
今日はその1つとしてフロントエンド&バンクエンドの在り方、本質についてお話しさせて頂きました。
ご自身でこの手法を活用していく際は、しっかりとその本来の在るべき形で活用していくようにしてください。
それが本当の意味で長く儲けられるビジネスを展開する為の鉄則です。
是非、参考にしてください。
Hiroshi Adachi
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