パニック障害の克服にも繋がった「不安」「恐怖」を受け入れる方法。
足立です。
僕は過去に「パニック障害」という障害を薬に頼らずに克服した経験を持っています。
そしてそれは「恐怖心」や「不安」などの感情のコントロールと言いますか、それを受け入れる事が、パニック障害克服の大きなきっかけになったと自負しています。
このパニック障害についての経験、克服法などについては、こちらの記事で詳しく書いていますので、あなたが同じ悩みを持っている、もしくはそういうお知り合いの人がいるなら、是非、読んでみてください。
・パニック障害の悩みを抱える人。薬に頼らない治療、克服を本気で考えたい人へ
ただ今日の本題は、そんな僕のパニック障害を克服した経験を踏まえた、パニック障害などの病気の類に限らない、世の中におけるあらゆる「不安」「恐怖」の『受け入れ方』について、お話ししてみたいと思います。
パニック障害の克服にも繋がった「不安」「恐怖」を受け入れる方法。
僕は「恐怖」や「不安」というものを、パニック障害を発症する事で、それをより身近なものに感じるようになったのですが、そもそも、そういった不安や恐怖は誰もが様々な形で、それを乗り越えて生きていくものだと思います。むしろ物心がついてから、死ぬまで、あらゆる不安や恐怖との戦いは終わらないものなのではないでしょうか
世の中で成功者と呼ばれている人にも、必ずそこに不安や恐怖はあるはずですし、貧乏人と呼ばれているような人達もそれは同じだと思います。
むしろ、ある意味では失うものが何も無い分、本当にド貧乏な人(いわゆるホームレス)として人生を割り切っている人ほど、もはや人生に不安や恐怖を覚えることは無くなってしまっているくらいかもしれません(笑)
ただ、そこまで割り切った状態にあるような人でも無ければ、世の中の多くの人はビジネスの場においてや、経済というものに対しても常に不安や恐怖と戦っているものだと思うのです。
それは経営者という立場の人も雇われの立場の人も同じだと思います。
経営者は、自身の会社、事業の将来や、雇用している従業員やその家族を食わせていく責任との戦いがあり、雇用者も会社に切られてしまう不安や、そういう不安がある中で自身の家族を食わせていく責任との戦いがあるはずです。
そして、僕達のような「自営業者」や「ネットビジネス」で生計を立てているような人は、まさに全てが自己責任の中でビジネスを展開しているはずですので、何をやるにしてもそのリターンが大きい分、その際に伴うリスクも全て自分に返ってきます。
何か新しい事をやるにせよ、そこに時間と労力、更にはお金をかけていくような必要性があれば、その度に判断を迫られる事になり、その判断を迫られる度に、不安と恐怖を押さえてその一歩を踏み出していかなければなりません。
そしてそれは、小さい範囲で言えば副業などの形でネットビジネスやアフィリエイトを始めていく際も同じだと思います。
何か新しい事を始める為に時間や労力やお金を浪費していく事には、その「浪費そのもの」に常に不安や恐怖が付きまとうものなんです。
その浪費が重なれば重なるほど、「この労力、努力が実を結ばなかったらどうしよう」という不安や恐怖が湧きあがってきます。
仮に自信満々で始めた事であっても、何度かの失敗に直面すれば、誰もがそういう不安や恐怖との戦いを強いられる事になるはずです。
そして、もしもその不安や恐怖に「負けて」しまったなら、当然その一歩を踏み出せない事になってしまいます。
勿論、結果的にそれが「大きな損失を回避」出来た事になった可能性もありますが、同じく「大きな成果を得るチャンス」を逃してしまった可能性も否めません。
あなたがご自身の人生において、そんな恐怖や不安に負けてしまい、その一歩を踏み出せなかった物事が一体どれくらいあるでしょうか。
その中の1つでも、その一歩を踏み出していた事で、あなたの今の人生は180度違ったものになっていた可能性もあるという事です。
そして、仮にその一歩を踏み出して、それが「失敗」に終わっていたとしても、おそらくそこまであなたの人生は悪いものにはなっていなかったであろう事の方が多いのではないかと思います。
生き死にを分けるほどの大きな境目がそこにあったという事の方が稀だと思いますので。
つまり、一度きりの人生において、あらゆる物事に「チャレンジしない事」は、その先にある大きな成功、成果を失っている可能性の方が高いという事です。
そして、その全てを邪魔してきたのは他でも無い、不安や恐怖という感情なのです。
人生の可能性の多くを蹴散らしている要素。それが不安や恐怖です。
つまり、その恐怖や不安を乗り越えて、その一歩を踏み出せる人生を歩むようになるだけで、あなたの人生はこれからも180度変わっていく可能性が多いにありえます。では、どうしたら、その不安や恐怖といった感情を押さえ、その一歩を踏み出していく事が出来るようになるのか。
その恐怖や不安が極度の状態で襲ってくるパニック障害を克服した僕が出したその答えは、そのような恐怖、不安といった感情は、それを「敵視」するのではなく「味方にする事」でした。
では、どうやって、そういった不安、恐怖という感情を味方にするのか。
そもそもそれらを味方にするというのはどういう事なのか。
その思考の出発点としては、まず不安や恐怖という感情は、自分の中にあって当たり前だと受け容れる事がその前提になります。
「そんな事ができたら苦労しないよ。」と、あなたはそう思われるかもしれません。
しかし、このような恐怖や不安と言った感情は全て「自分の中」から生まれているものであり、決して「外」から入ってきている感情では無いのです。
いずれも自分自身の「心(厳密には「脳」らしいですが)」が生み出しているものであり、それを「悪い感情」と決めつけてはいけないわけです。
不安という感情も、恐怖という感情も、どちらも生きていく為には必要な感情であり、その感情が必要なものであるからこそ、自分の心がそれを生み出しているんです。
それこそ、そういった不安や恐怖といった感情が無くなってしまったなら「危機管理能力」というものも完全に無くなってしまいますので、それこそ、それが無い人は今の世の中では生きていけません。
つまり、不安や恐怖という感情は、生きていく為に「必要な感情」なのです。
故に、それを無理に排除しようとすればするほど、その感情はその「抑え込もう」という意識に反発して大きくなってしまいます。
必要な感情を抑え込む事は、大きな反発を招くものであり、人間の心、感情にはそういう性質が備わっているわけです。
だからこそ、恐怖や不安という感情は、それを押さえようとしてはいけません。
それが「あるもの」「必要なもの」として、心にスッポリと落とし込んでしまうのです。
そういう感情の「居場所」を心の中に作ってしまうという表現が適切かもしれません。
そしてそこに不安があっても恐怖があっても、無理にそれらの感情を追い払おうとはしないで、そのまま一緒に行動していくようにしてみるんです。
怖くても、不安でも、少しづつで構いません。
無理に押さえ込む事や、押さえ込む事を諦めるという事を頭の中で巡らせるより、その感情を「あるべきもの」として受け入れ、その上で行動を起こしていく方が遥かに気持ちも楽になるはずです。
そして、その状況で芽生えている恐怖や不安という感情そのものに「安心感」を持ってください。
その感情は自分の身を守ろうとしてくれる「良い感情」なのです。
ただ、その感情で自分の行動さえも抑え込んでしまっては、その先にあるかもしれないチャンスも可能性も捨ててしまう事になります。
だからこそ、無理に抑え込もうとはせず、それを受け入れ、その感情を抱いている自分に「安心」して、そしてその一歩を少しづつ踏み出していけばいいんです。
すると、いざ行動を始めていけば、徐々にその不安、恐怖は和らいでいきます。
一度、その歯車が回り出せば、その勢いに拍車がかかるように、それを塞き止めている不安や恐怖という感情は、いざ歯車が動き出してしまえば、その行動を止められるほどの感情ではなくなっていくのです。
そういった不安や恐怖という感情を、動き出したあなたの行動意欲がそれを上回っていくわけですね。
そうなれば、もう不安や恐怖に負けてしまう事はありません。
それ以上の行動意欲があなたの背中をどんどん押してくれるはずです。
ただ、大事なのは常にその不安や恐怖という感情を受け入れ、心の中に居場所を作り、その感情を出だしている事に「安心感」を持ってしまう事。
これが先立つ一歩には重要な心構えです。
そして、何かに躓いた時、失敗に直面した時も、その心構えは決して忘れないでください。
時に行動の意欲を恐怖や不安がまた上回る事もあるかもしれませんが、それも素直に受け入れていくべきという事です。
勿論、これはパニック障害を克服した僕の精神面の感覚を言葉でお伝えしたものなので、人によっては伝わっていない可能性もあると思います。
ですが、もし今日の話があなたにとってもしっくりくるものになっていれば、あなたは何にも換え難い大きな「成功への鍵」を手に出来たと言っていいもいいと思います。
不安や恐怖に負けてしまい、その先にあったかもしれないチャンスや可能性を手に出来なかったかもしれない人生に思い当たる節があるようであれば、是非、今後の人生の捉え方、考え方の1つとして、意識してみるようにしてみて頂ければ幸いです。
Hiroshi Adachi
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凄いなって本気で思いました。マジでカッケーっす。今は何の症状も気にならなくなりましたか?