パニック障害、その発作はなぜ起きるのか。その症状と対処対応、抑える方法。

足立です。


僕は、薬を一切飲む事なく酷いパニック障害を克服する事が出来ました。


僕は、どんな事をしてパニック障害を克服する事が出来たのでしょう?


振り返ってみたいと思います。

私がパニック障害を克服する為にやってきた事。

と、言っても実際にやって来た事を全部振り返ってしまうと、無駄な事が多かったので、今思うと確実に効果があった事だけをまとめて書いてみようと思います。


まず一言で答えを言ってしまうと、パニック障害を治そうとしてはいけない、という事が結果的に僕のやって来た事です。


厳密に言うと、『パニック発作を止めようとしてはいけない』が正しい表現になります。


『え?何で?』と、思いますよね。


でも・・・実際にそうなんです。


この本質に辿り着いた経緯のすべてを書くと、長い記事が10以上になってしまうので、簡単に書いてみます。


パニック障害と言うのは一体何なのか?を考えた時、パニック発作を起こす事が条件のひとつになります。


では、発作はなぜ起きるのか?


、、、この答えを出すために、まずパニック発作は恐慌状態である事を理解して下さい。


恐慌状態とは、怖くて慌てている状態の事ですよね?


では、何がそんなに怖いのでしょう?


それは、「このまま死んでしまったらどうしよう、」とか「このまま気が狂ってしまいそう、」とか、「このまま自分のコントロールが効かなくなってしまいそう、」とかです。


まさにこの状態の事を、パニック発作と言います。


これが、恐慌状態という状態です。


怖くて慌てている状態です。


発作中は、まさに怖くて慌てている状態のはずです。


では、パニック発作を最初に起こした時のキッカケは何だったか?


それは人それぞれ違うと思いますが、とにかく死を感じた不安がキッカケになって発作を起こしたはずです。


例えば僕の場合は、車に乗っている最中に初めての発作を起こしたのですが、当時、色々なストレスが重なって悲観的な事ばかり毎日考え続けていました。


そして、今思うと自律神経失調症に陥り体調が最悪な状態で車に乗り、車の底が抜けたと思ったほど、体が下に落ちたような感覚が僕を襲った瞬間、あまりの恐怖で死を感じ発作を起こしたのです。


それ以来、発作がトラウマになり、いつ発作を起こすのか不安になりました。


皆さんよくご存知の予期不安というやつです。


そうなってしまうと、発作を起こす原理を忘れ、とにかく発作自体が怖くなってしまいます。


でも、先ほど書いたように発作を起こすのは、死を感じた結果、発作が起きるのです。


「その場に居たら危険だから、そこからすぐに逃げ出せ!」という本能が作動してしまうのです。


でも、それは実際は「誤作動」なんです。


パニック障害=脳が引き起こす恐怖への誤作動。

ではなぜ、それが「誤作動」だと分かるのか。


だって、実際に「その場」から逃げれなくても、あなたは死にませんでしたよね?


これを今、読んでいるという事は「死ななかったから」です。


僕のこの名探偵のような推理力に間違いは無いはずです。


この、「脳の誤作動」で人は怖くて慌ててしまい、パニック障害を引き起こしてしまうのです。


では、発作を起こさなくするには?という問いの答えは、必然的に『怖くても慌てない事』という事になります。


怖がらず、慌てなければ発作は起こりません。


発作の出番が無いので、発作を起こす必要が無いから発作は起こりようがないのです。


と、いう事は、何が起きても怖がらなければ良いのです。


僕は、この真理に辿り着くのに試行錯誤をしながらたくさんの失敗を繰り返しながら三年かかりました。


あの恐怖感にも怖がってはいけない訳です。


こうやって書くと簡単な事なのですが、実際にこれをやっていくと分かりますが、スンナリはいきません。


そりゃそうですよね、簡単に出来ればパニック障害で悩む人が居ないはずです。


パニック障害克服の鍵は発作を止めようとしない事。

そこで僕はこの記事の冒頭で「パニック障害を治したければ、パニック発作を止めようとしてはいけない」と書きました。


発作は、死の恐怖や不安の結果として起こるので、その前の死の恐怖と不安の認識を変えるんです。


もし、発作が起きてしまったら逃げようとか、抑えようとせず、ただただその現実を直視し続ける事。


これが大切です。


まさに「その瞬間」に全ての意識を集中するという事ですね。


もちろん、怖いので難しい事は分かります。


僕も体験者ですから。


でも、僕の場合は薬を飲まずに発作を毎回受け止めるという体験をして来たんですから、あなたの弱音は僕の前では通用しません。


では、どうやったらそんな事ができるようになるのか。


それは「覚悟」を決めるしかありません。


ここで、こう書くと簡単な事のように感じてしまいますが、覚悟を決めるって簡単ではありません。


死の恐怖を味わう訳ですから。


そんな時に覚悟を決めるんですよ。


でも、結局それをしなければ克服はできません。


では、僕が実際にどうやったのか?


それは、何度も何度も発作を起こすうちに、死の恐怖を毎回味わうのに生きている事に気付きます。


あれ?生きてるぞ、、、と。


という事は、死を感じても感じないとしても、発作で死ぬ事は無い、という事が理解できる訳です。


頭では、、、。


そこで、僕は『どうせ死なないのなら、怖がるのをやめてみよう』と思ったんです。


が、、、もちろん出来るはずがありませんでした。


でも、何度も挑戦していくうちに、何となくコツが掴めたんです。


そのコツと言うのが、目の前で自分が体験している事にのみ意識を集中する、という事だったのです。


分かりますか?この意味。


パニック発作を起こす前の予期不安の最中というのは、意識が“今この瞬間”にありません。


『発作が起きたらどうしよう・・・』

『発作の恐怖で気が狂ってしまいそうだ・・・』


と、まだ起きても居ない未来の事に意識が集中しています。


予期不安の最中というのは、“今この瞬間”に意識がありません。


そして、その恐怖感で死を意識して誤作動を起こしてしまいパニック発作が起きてしまうんです。


これ、分かりますか?


未来に意識が行ってしまっている、という意味が理解できるでしょうか。


意識が“今この瞬間に無い状態”で死の恐怖を感じてしまった時に、パニック発作が起きてしまうという事です。


だから、意識を今この瞬間に集中するんです。


パニック障害の発作を受け止め「今」という瞬間に集中する。

予期不安の最中にでも、その「瞬間」に集中する事が出来れば発作は起こりません。


予期不安を起こす前の段階で、今この瞬間に集中する事が出来れば、予期不安すら起こりません。


でも、思考というのは癖なので、最初はなかなか上手くはいきません。


なので、最初は発作を起こしてしまいます。


でも、もし、発作を起こしてしまったとしても、発作の最中「今、ここで自分が体験している事は何だ?」と意識を現実に集中するんです。


克服するにはやるしか無いんです。


今現在、この瞬間に意識を集中する事で、不安も恐怖もゼロになります。


恐怖も不安も、過去や未来に思考が行った時に起こるんです。


『発作を起こしたらどうしよう』


この考えは未来に思考が行って居ますので、結果的に不安になります。


『死んでしまったらどうしよう?』


これも、未来に思考が行っています。


『この前は、電車の中で発作が起きて怖かった。』


これは過去に思考が行っていますので、これでもやはり不安になります。


『ドキドキして来た、、、これは以前と同じ症状だ!やばい発作を起こすかも。』


これは、過去と未来の合わせ技ですね。


これでもやはり不安になります。


『飛行機に乗ってる最中に発作が起きたらどうしたら良いんだ、、、』


これも未来に思考が行っています。


分かりますよね?理屈は。


簡単に書いてますが、僕は何百回も失敗していますが生きてます笑。


ちょっと勇気が出ませんか?薬を飲まなくても死なないし、克服する事ができるんです。


そういうところでも人間って凄いんですよ。


誤作動を起こすのは、何万年も前の知恵として、DNAに刻まれている事なので、生命を守ろうとしている事の結果なんです。


パニック障害の誤作動はDNAに刻まれた生命維持装置。

どういう事かと言うと、何万年も前の日本にはマンモスやトラやオオカミが身近に生息していました。


そんな時期を何万年も生き抜いて来た僕たちの祖先達の生き抜くための叡智として、今現在もその当時の知恵がDNAに刻まれているのです。


例えば、オオカミに出くわした時に、恐怖感が込み上げて逃げ出す事が出来なければ、その場で喰い殺されてしまいますよね?


オオカミに出くわしたら、どうしたら良いのか?と言うと、一目散に逃げる事ですよね?


そのためには、心拍数を最大限まで一気に引き上げて、興奮状態にして全力で戦うか、それとも全力で逃げるか、という状態に一瞬で体の準備をしなければなりません。


分かりますよね?


で、僕たちの祖先さま達は、それを知恵としてDNAに刻んで生き残ってくれた訳です。


マンモスやトラも同じです。


要するに、『危険だ!』と認識した瞬間に、アドレナリンがタップリと流れ出して、実際の死の恐怖と戦ってくれていた訳です。


その名残が、このパニック発作に現れているのです。


『危険だ!』と思う事が現代は、オオカミやマンモスでは無いというだけで、人間の本能が死を感じたからこそ、その本能が発動するという仕組みです。


でも、現代はそれが本当に“死を意味する恐怖なのか?”と言うと違いますよね?


だから誤作動という表現をここではしていますが、実は正常に動いてくれている、という訳なんですよ。


僕たちを守ってくれようとして、発動してくれた訳なんです。


パニック発作は、自分の生命を守ってくれようとしている。


と、いう事をまずは理解しておくんです。


最初は言い聞かせるんです。


身体は本能で反応してしまっていますから、それを理性で止めようとしてもそれは止まりません。


本能に対して理性でどうこうしようとしても、それは返り討ちに合うだけです。


何度も経験して居ますよね?


落ち着こうとしたって、発作が出てしまえばそれは無理なんですよね。


だから、まずは心構えとして、発作は自分を守ってくれようとしている、太古からの知恵なんだ、と、まずは頭で理解しておくようにしています。


当然これは普段からです。


そして、もしも発作が起きた場合は、『発作がどう始まって、どう終わるのか』を、逃げずに直視して観察者の目になって発作自体を見るんです。


何が行われているのか?と、いう事に集中するんです。


これが、綺麗に決まれば凄い事が起きます。


あの強烈な恐怖感が嘘みたいに一瞬で消えます。


僕は、それを体験した瞬間にすべてが理解出来た!と思いました。


もう、未だにその時の事を忘れることが出来ません。


一瞬で消え去ったのですから、あの強烈な恐怖感が。


それこそが、僕の言う『覚悟を決める』事以外の何者でもありません。


覚悟が決まった瞬間にそれは起こります。


どうやって、その覚悟をしたのか?と言うと、僕は何十回も何百回も失敗を繰り返しながらも、手応えを掴んだと先ほども書きました。


『今この瞬間に意識を集中する事』で、発作が発作では無くなったり、発作が起きない事に気付いたので、僕はそれを試そうと思いました。


僕は、先ほども書いたように車に乗っている最中に最初の激しい発作を起こしたので、車に乗る事が最初はトラウマになり、出来なくなってしまいました。


それは何十回も何百回も失敗を繰り返しながら、二年くらいかけて乗れるようにはなっていたのですが、どうしても越える事ができなかった事がありました。


それは、渋滞中のトンネルに車で入る事がどうしても怖くて出来なかったんです。


でも、僕はどうしてもそれを乗り越えたくて、今この瞬間に意識を集中する事で、何とかそれを乗り越えようと、ある日挑戦したんです。


初めてパニック発作を起こしてちょうど3年経った頃でした。


私がパニック障害の発作を克服した瞬間の話。

僕は、渋滞中のトンネルの中で『今この瞬間に意識を集中する事』を試して、みようと思ったんです。


しかし、それは脆くも崩れ去りました。


僕の車の後ろに1台が走って来た時、それをバックミラーで見ていた僕は、急に焦り始めてしまったんです。


突然恐怖感に包まれ一気にパニック発作が僕を襲いました。


『あぁ!ダメだ!!』


僕は、後ろにさがろうとバックギヤに入れてバックしようとしましたが、後ろの車が慌ててクラクションを鳴らします。


『プップー!!』


地下駐車場にその音はとても大きく響きこだました。


焦っている僕はどうする事も出来ず、ギヤを元のドライブに入れ直しました。


次々に後ろから車が来てズラーっと並び、それを見た僕は『もうダメだ!』と心の中で思いました。


その瞬間、初めての事が僕に起こったのです。


『もうどうにでもなれ!逃げる事ができないなら現実を見ろ!』と。


逃げるのをやめた瞬間、覚悟が決まったんです。


今この瞬間に意識を集中する事が出来たんです。


すると、その瞬間、激しいあの恐怖感が一瞬で消え去ったんです。


ゼロになったんです、一瞬で。


で、僕はそのあと物凄い冷静に、と言うか余裕の状態で渋滞中の地下駐車場からゆっくりと十分くらいかけて外に出る事ができたんです。


これが、僕の大きな勇気となって、僕はその後飛行機にも乗ってバリ島家具専門店を始める事が出来たんです。


人生が180度変わったのは、この時に体験した事が一番の要因だったんです。


逃げ場の無い飛行機に乗るなんて、それまでの僕は想像するだけで恐怖感で発作が起きそうでした。


それが、その地下駐車場の体験をしただけで、新しい生き方を手にする事が出来るんですからね。


それまで、薬を飲まずに孤独の中、頑張って来て良かったと思った瞬間でもありました、、、。


今回の僕の体験談は、まさに「心からの内的アプローチ」によってパニック障害を克服した事例と言えるのではないかと思います。


次回はこの内的アプローチに対する、外的アプローチについて書いてみたいと思います。


あなたが本気でパニック障害を克服したいとお考えであれば、是非、次回もお付き合いください。

>パニック障害の原因は首にあるという理論を形にしている克服プログラム


パニック障害を克服した体験談と経験談

>パニック障害は薬で治るのか。その効果と依存の現実。

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“パニック障害、その発作はなぜ起きるのか。その症状と対処対応、抑える方法。” への2件のフィードバック

  1. 匿名 より:

    こんにちは。はじめまして。私はパニック障害です。10年間、薬に依存してましたが、今、薬なしで克服目指してます。しかし、たったの2週間で心が折れそうです。足立さんはそんな事はなかったですか?自分が情けなくて自己嫌悪に陥ります。仕事は今、休職してます。

  2. ひまり より:

    はじめまして。パニック障害15年です。私も渋滞や、スーパーのレジが克服できません。でも、克服してパニック障害になる前の私にもどりたいです。

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Hiroshi Adachi

足立博


中学中退という異例の経歴を持つ「小卒社長」。2000年にバリ島家具のフルオーダー専門店ROBIN、2004年にCANDy BLOODを開業。同時にインターネットマーケティングを学び各リアル店舗事業を成功させる。
>足立博プロフィール・経歴


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