ブログに日記を書く際の注意点~読まれる上手い文章の書き方講座~
足立です。
僕の本業はリアル店舗、及びインターネット通販を利用した「物販」の方で、このブログは、あくまでも「副業」としてネットビジネス関係の情報を発信する形でアフィリエイトによって収入を得ています。
と言っても、このブログを介して得られている副収入だけでも、普通のサラリーマン数人分の収入は手に出来ているわけですが、本業におけるネット通販も含めて、やはりインターネットを利用したビジネスで成果を得ていく上では『コピーライティング』という文章を書くスキルが非常に重要なベクトルを占めていると思います。
このようなブログで情報を発信してお客さんを集めていくにせよ、ネットで自分が売りたい商品を売っていくにせよ、そこに「文章の力」は必要不可欠だからです。
そのブログ、サイトの目的が何であれ、そのブログ、サイトのコンテンツで「見込み客」となる人を引き付けていけない事には、ネット上での商売は何であろうと、まず成り立ちません。
そして、そのサイト、ブログを介して何かの商品を売っていく、成約していくという上でもやはり文章の力、すなわち「コピーライティングの力」が非常に大きいわけです。
故に、アフィリエイトにせよ、物販にせよ、ネットビジネスで成功しているサイトやブログ、そしてそういうサイトをやっている人は総じて、コピーライティングのスキルに長けているというのが実際のところかと思います。
ただ、この「ネットビジネスにおけるコピーライティング」というスキルは『ただ単に文章が上手ければそれで結果が出せるもの』というわけではありません。
結果を出せている文章 = コピーライティングの観点で優れた文章
結果を出せる文章が書ける人 = コピーライティングのスキルに長けた人
という定義の定め方をするのであれば、これは何ら間違ってはいない事だと思いますが、
上手い文章 = コピーライティングの観点で優れた「結果が出せる文章」
というわけでは“無い”という事です。
ただ、そこを勘違いされている人、混同されている人が多いようですので、今日はその「上手い文章」と、コピーライティングの観点で優れた「結果が出せる文章」の明確な違いについてをお話ししておこうと思います。
コピーライティングの観点で優れた「結果が出せる文章」とは。
例えば、ネットビジネスにおける「アフィリエイト」で稼ぐ事を目的として、ブログをやっている人は多くいると思います。そして、そういったアフィリエイト目的のブログに記事を投稿していく際、自分の日常を綴る「日記」のような記事を投稿している人も少なくありません。
ただ、そういう人の記事の中には、こんな取りとめのない内容の、本当にただの「日記」を書いている人がいます。
今日は、友達の○○に会って○○に買い物に行き、その後○○でランチをしました♪ (ランチ画像) 凄く美味しかった!ごちそうさま!! そして一緒に買い物へ出かけ・・・ (長々と1日の動向がその日の画像と共に綴られる) ・・・そして、夕方からは家に帰って、数日前に買ってまだ見ていなかった、○○のDVDを観ました。 (DVDの画像) ・・・この映画、が本当に面白くて超ハマりました。 是非、オススメなので、一度見ておく事をお勧めします! (映画のDVDのアフィリエイトリンクとバナー) |
ご覧の通り、一応は、その映画のDVDを売り込む流れは作っていますが、その大半は、取りとめのない1日の出来事を語るという、本当に「ただの日記」になっているような記事、、、。
こういう、ほぼ自己満足でしかない、ただの日記でしかない記事ばかりが投稿されているブログが世の中には無数にある気がします。
勿論、そのブログが本当にただの自己満足でやられているものなら、何を書こうが、それはそれで構わないと思います。
ですが、それが「アフィリエイトで稼ぐ事」を目的とするブログなので、あれば、こういうただの日記的な記事はハッキリ言って、「結果にはまず繋がらない記事」としか言えません。
例えそれが、どんなに上手い文章、洗練された文章で構成されていたとしても、まずこのような記事では成果は上げられない事は目に見えていると思います。
そもそも、考えてみてください。
そんな取りとめのない日常を綴られた記事を誰が喜んで読むのでしょうか。
せいぜいそんな日記を読むのは個人的にその人の事を知っていて、好意的に思っているような人くらいだと思います。
その人の友人か、もしくはその人が知名度の高い芸能人か有名人でもなければ、まずそんな見知らぬ人の日常なんかに多くの人は何の興味も持っていません。
あなた自身の、どこかの赤の他人が今日、何を食べて何をやっていたかなんて、興味も関心もありませんよね?
それは誰もが同じなわけです。
このようなさしたる「メッセージ性」も「伝えたい事」もその先にある「目的」も何もない、近況報告だけをダラダラと綴る記事などを、あえて「読みたい」という人はまずいないという事です。
つまり、このような内容の、ある意味では「無意味」な文章をどんなに上手く書いたところで、人に興味を持たせて、行動させていくような事はまず「出来ない」わけです。
そもそも「興味を持たせよう」ともしていなければ「行動を起こさせる為のブロック」をしっかりと積み上げようともしていないからです。
これはもはや文章が上手い、下手以前の問題なんですね。
多くのアフィリエイターが犯している「無意味な記事」の量産行為。
ですが、意外にこのような「取りとめのない内容の記事」を書いてしまっている人は、この業界には本当に多い傾向にあります。そして、この傾向は僕のように「ビジネス関係」の情報を発信しているブログでも例外ではありません。
例えばプロフィールのページなどに取りとめのない、自分の経歴話や紆余曲折話を淡々と書かれているようなブログ。
これはハッキリ言って、先程挙げたような「無意味な日常を語る記事」とさほど変わりはありません。
勿論、その内容がブログのテーマに沿っていて、読み手側にも得られるものがあり、確固たるメッセージ性、目的意識を踏まえて書かれていてば問題はありませんが、決してそうではないものも非常に多く目にします。
あなたもブログなどをやられているなら、一度、客観的に自分のブログにそういう記事が投稿されていないか、プロフィールなどの記事がそういう、とりとめのない事を綴る記事になっていないかどうかを再確認してみてください。
そして、もし「赤の他人がこんな記事をいきなり見せられても、何も感じようがないな」と思うようであれば、すぐにでもその内容を改めた方がいいと思います。
その際、しっかりと意識するべき事、認識するべき事は『ブログに訪れたばかりの大半の人は、自分の事になんてとくに興味を持っていない』という事です。
少なくとも、検索エンジンからあなたのブログにアクセスした段階では、誰もあなたの事になんて興味を持っていないわけですね。
だって、そうですよね?
そもそも、あなたの事なんて「知らない」わけですから。
この記事をこうして読まれているあなたが、今日、初めて僕のブログに訪れているか、何度か訪れてくれているかは分かりませんが、少なくとも最初に僕のブログに訪れた時には、僕の事なんて知らなかったはずです。
今日が初めてという人は、今も僕の事なんて何も知りませんし、別に僕個人の事に今の段階でそこまで興味を持っていませんよね?
まあ、ここまで記事を読み進めてくれたり、ブログのヘッダーなどを見て少しは興味を持ってくれている可能性はありますが、それでも「僕が今日、どこで何をしていたか」「今日、何を食べたか」なんて事には全く興味も関心も無いと思います。
要するに「そういう事」です(笑)
よって、ブログに記事を書いていく際は「誰も自分の事になんて興味なんてもっていない」という事を意識し、それを前提として書いていくべきであり、そうしてこそ初めて「興味を持たせる為の配慮」を意識出来るわけですね。
どうすれば自分の話に興味を持ってもらえるか。
そこを意識して文章を書いていく事にこそ、意味があり、その積み重ねが「スキル」になっていくんです。
少なくとも、前提として「自分」には興味を持っていないわけですから、記事の冒頭段階で「読む理由」「読むメリット」に繋がるような興味付けをしなければ、記事を読み進めてもらえません。
例えば、先ほどの例文であれば、その「目的」が、最後にDVDの売り込みをする事にあるのなら、焦点をそこに絞ります。
まずは記事のタイトルにそのDVDのタイトルを付けて「感想」などの複合キーワードを付けますね。
そして記事の冒頭文も、そのDVDのタイトルと感想という複合キーワードで検索してくる人達を意識して書きはじめます。
「DVDのタイトル 感想」
というキーワードで検索している人が求めている情報は、言うまでも無く、そのDVDの感想や評価なわけですから、その冒頭文は、
今日、○○○(DVDのタイトル)を見たのでその感想を書いてみます。 |
この一文で、少なくとも、そのDVDのタイトルと感想という複合キーワードで検索してきた人が、この記事を「読む理由」は出来るのではないでしょうか。
少なくとも、そのDVDを見るまでの日常話なんかは、この記事の目的(DVDをアフィリエイトして成約する事)においては、どうでもいいわけですね。
このように、実際に記事を書く時に大事な事は、読む人が「その記事を読む理由」「読むメリット」を、その冒頭文の段階ですぐにでも単刀直入に直感出来るようにする事であり、それを与えない事には「記事そのものが読まれない可能性が高い」と、シビアに考えるべきです。
少なくとも「自分になんて興味を持っていない」という大前提も、決して忘れてはならないポイントです。
そこを疎かにして、とりとめのない記事をひたすら量産している人がこの業界には本当に多いですからね。
それは稼げなくて当然だと思います。
それこそ、そういう記事ばかりを書いてしまう人は「読み手側の目線」になって記事や文章を書けていないのだと思います。
その目線を持てていれば、まずそんなとめどない話を長々なと書いたりはしないはずですから。
物凄く基本的な事ですが、非常に大事な事でもありますので、「上手い文章」云々の前に、「読まれる文章」を書けない事には話になりません。
そして「読まれる文章」というのは、読み手側の目線で、読み手にとっての「読む理由」を明確にしてくれている文章であり、それを単刀直入に与えている文章だという事です。
その最低限のポイントも押さえられていない文章は、例えどんなに上手い文章で文章を書いていても、読まれません。
決して「独りよがりな文章ではいけない」という事です。
少なくとも、読み手の興味を引き、行動させていくような「反応」を取っていく事を目的として文章を書いていく際は、今日お伝えした事をしっかりと肝に銘じていくようにしてください。
Hiroshi Adachi
文章・コピーライティング講座
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ブログ始めたばかりなので、興味深く読ませて頂きました。ありがとうございました。