コピーライティング講座。イメージを正しく与える重要性と比喩の使い方。

足立です。


わりと好評なコピーライティング講座も早4講座目。


今回は「読み手に出来るだけ正しく伝わる文章を書く方法」として「イメージを正しく認識させる事の重要性」と「比喩(例え話)の使い方」という2つの観点からコピーライティング講座の方をお届けしたいと思います。


今回は例文を交えてお話ししていくので、より具体的にイメージしながら読み進めていってみて下さい。

伝わる文章、反応の取れる文章の書き方と例文

まずはこちらの例文をお読みになってください。


AさんとBさん夫婦が遊びに来ました。

Aさんは背が高くて優しいです。

Bさんは小柄の色白で痩せていて髪が長いです。


さて、この文章で綴られている人の人物像などはどうイメージできましたか?


それでは、次の例文にいってみます。


AさんとBさん夫婦が遊びに来ました。

Aさんは、私の家の玄関をギリギリ入れるくらい背が高くガッチリ体型で、目つきはキツネのようにつり目で、声はお相撲さんみたいに低く、髪型はタワシのように短髪です。そのためとても怖い人に見えるのですが、性格がのび太くんのように優しい人です。

Bさんは、男性用ハーフコートを着ると床に付いてしまうほど小柄で、目は少女漫画の主人公のように大きく、白魚のように色白で、木の枝みたいにスレンダーで、髪は腰の辺りまで長く、控え目ですが主張はハッキリと言える人です。


いかがでしょうか。


より具体的なイメージが出来ましたか?。


ちなみにどちらの例文、登場する「Aさん」と「Bさん」は同じ人です。


さて2つの例文では、どちらが具体的にAさんとBさんをイメージをする事が出来たでしょうか。


おそらく、これらの文章を読んだ誰もが2つ目の例文の方が、よりAさん、Bさんをイメージがしやすかったのでは無いかと思います。


しかし、この後、あなたのAさんとBさんに対するイメージがすべて台無しになります。


実は、、、


Aさんが奥さん(女性)で、Bさんが旦那さん(男性)だからです。


今回は、読み手に出来るだけ正しく伝わる文章を書くには?というテーマでお話ししていますが、この2つの例文では、肝心な所が伝わって居ないどころか正反対のイメージを抱かせてしまいました。


それはなぜかと言うと、性別が明確に書かれていなかったからです。


書き手が意図して、このようなイメージを抱かせたいと思って例文2のような表現の書き方をしたのであれば良いのですが、イメージを正しく伝えたかったのなら、性別を書いておかなければ読み手を混乱させてしまいます。


男性と女性のように性別は、書き手にとっては当たり前な事過ぎて、伝えなくても分かると思い込んでしまう事が少なくありません。


なので、登場人物の性別が話の中で重要な場合は必ず、男性ですとか女性ですと文章のどこかに書いておかなければいけません。


先ほどの例文2の場合なら「Aさんの話を書いている文章のどこかで男性です。」と書き、Bさんの場合も文章内に「女性です」と書くだけで、読み手にAさんとBさんの性別は正しく伝わったはずです。


性別は、案外抜けてしまう重要な要素のひとつですので、大前提としての意識を持ってもらいたかったので、今回はあえてインパクトのある伝え方で書いておきました。


性別の抜け落ちというのは、2つ目の例文のように読み手のイメージを根底からひっくり返してしまう事にもなり兼ねませんので注意が必要です。


イメージを正しく「認識」させる文章を書く。という事

読み手というのは、読みながら頭の中で『イメージしやすい文章』を、『読みやすい文章』だと感じるはずです。


今回の例文のように混乱してしまうような文章では、それ以上読みすすめてもらえる確率はほとんど無いと言って良いと思います。


ただ、推理小説などで意図的にこのような表現で、あえて読み手を混乱させるような読み物であるなら問題無く読みすすめてもらえます。


自分が読み手側に立った時の事を考えてみれば、それがよく分かると思います。


推理小説であれば、そのような混乱が逆にワクワク感を誘い、読みすすめるための期待度が上がるかもしれません。


推理小説というのは読み手がどこかで、『読みながら自分でも気付かないように騙されたい』と思いながら読んでいるので、読み手がイメージしていたものを途中でひっくり返されても、それが逆に驚きとなってさらに物語の世界へと引き込む事ができるのです。


しかし、普通に正しく伝えたい文章の中で意図せず、ただの書き手の落ち度が原因の混乱は、読み手を白けさせるだけです。


このように、『読み手に出来るだけ正しく伝わる文章というのは、イメージがしやすい文章である。』と、ここでは定義付けてこの先を書いていきたいと思います。


今回のテーマは、『読み手に出来るだけ正しく伝わる文章を書くには?』ですので、正しく伝えるためには、先ほど定義付けたようにイメージしやすい文章を書く必要があります。


そのためには、あれもこれも意識するのではなく、今回は1つの事だけを意識する事について書きたいと思います。


その1つの意識する事というのは、『比喩(例え話)』です。


比喩(例え話)の使い方と活用法。

比喩を上手に使う事で、読み手が頭の中でイメージしやすい文章になります。


比喩と例え話は本来、それぞれ違う意味なのですが、結局目的は同じ事を言っているのでここでは分かりやすく1つとして扱います。


ここでは比喩として書いていきます。


まずは比喩の意味を簡単に説明しておきますが、人は実際に目にしなくても、言葉を聞いたり読んだだけで頭の中にイメージを浮かべるという特徴があります。


比喩とは、ある事を別の何かに例えて伝える手段のひとつです。


そして、例えるものと例えられるものとの間に共通点があり、理屈抜きで一瞬でイメージする事ができるものの事を比喩と言います。


この比喩には、直喩(シミリー)と隠喩(メタファー) という2種類あるのですが、今回はそのテーマでもある「読み手に出来るだけ正しく伝わる文章を書くには?」に徹するため、あえて、そこにも言及せず単純化して分かりやすく書く事に徹したいと思います。


その方が比喩の感覚を掴むのは簡単だと思います。


この比喩。実は、先ほどの2つ目の例文でたっぷりと使ってあります。


逆に1つ目例文にはひとつも比喩を使っていません。


まずは先ほどの2つ目の例文に「性別を付け加えた改良版」を書いておきますので、下記の例文に今一度、目を通してその内容をイメージしてみてください。


AさんとBさん夫婦が遊びに来ました。

奥さんのAさんは、私の家の玄関をギリギリ入れるくらい背が高くガッチリ体型で、目つきはキツネのようにつり目で、声はお相撲さんみたいに低く、髪型はタワシのように短髪です。そのためとても怖い人に見えるのですが、性格がのび太くんのように優しい人です。

旦那さんのBさんは、男性用ハーフコートを着ると床に付いてしまうほど小柄で、目は少女漫画の主人公のように大きく、白魚のように色白で、木の枝みたいにスレンダーで、黒くツヤのある髪は腰の辺りまで長く、控え目ですが主張はハッキリと言える人です。


まず、奥さんである、Aさんの方から解説していきたいと思います。


1つ目の比喩は、【玄関をギリギリ入れるくらい】という比喩です。


比喩というのは、“例えるものと例えられるものとの間に共通点がある”事だと先ほど書きました。


ここで言うと、例えるものが、【玄関をギリギリ入れるくらい】にあたります。


例えられるものは、『背が高くガッチリ体型』です。


『背が高くガッチリ体型』を、読み手がイメージしやすいように、【玄関をギリギリ入れる】くらい、背が高くて大柄であると、玄関の間口のサイズに例えて表現してあります。

Aさんのサイズ観が具体的にイメージ出来たのでは無いでしょうか?


比喩を使う事で、僕の伝えたいサイズ観が正しく伝わったという事が言えると思います。


ちねみに、例文1の方だと、『背が高くて』としか、書いてありません。


これでは、具体的なイメージは浮かばず、読み手によってイメージするサイズ観はバラバラです。


サイズ観を伝える必要性がある時には、この文章では正しく伝わりません。


2つ目の比喩は、目つきは【キツネのように】という部分です。


『つり目』を【キツネ】に例えて表現してあります。


3つ目の比喩は、声は【お相撲さんみたいに】という部分です。


『低い声』を【お相撲さん】に例えて表現してあります。


4つ目の比喩は、髪型は【タワシのように】という部分です。


『短髪』を【タワシ】に例えて表現してあります。


5つ目の比喩は、性格が【のび太くんのように】という部分です。


『優しい』を【のび太くん】に例えて表現してあります。


どうでしょうか。


比喩とはどんな時に使って、どんな役割があるのか理解できたのではないでしょうか。


次に、旦那さんである、Bさんの解説です。


1つ目の比喩は、【男性用ハーフコートを着ると床に付いてしまうほど】という部分です。


『小柄』を【男性用ハーフコートの丈】に例えて表現してあります。


2つ目の比喩は、目は【少女漫画の主人公のように】という部分です。


『大きい目』を【少女漫画の主人公】に例えて表現してあります。


3つ目の比喩は、【白魚のように】という部分です。


『色白』を【白魚】に例えて表現してあります。


4つ目の比喩は、【木の枝みたいに】という部分です。


『スレンダー』を【木の枝】に例えて表現してあります。


5つ目の比喩は、髪は【腰の辺りまで】という部分です。


『髪の長さ』を【腰の辺りまで】と、例えて表現してあります。


どうでしょう。


こちらも理解できたのではないかと思います。


このように、比喩というのは読み手に対して書き手が伝えたいイメージを伝える時にとても有効な手法だという事が分かってもらえたのではないかと思います。


と、いう事は、比喩が上手く使う事ができれば、文章がイメージしやすくなるため、読みやすくて伝わりやすい文章が書けるという事が分かります。


そのため、文章を読み手に正しく伝える時には、この比喩をいかに書き手の伝えたいイメージ通りの比喩を使うか、によって決定付られると言っても過言ではありません。


それこそが、『読み手に出来るだけ正しく伝わる文章を書くには?』のひとつの答になるのでは無いかと思います。


書き手が描いた映像と、読み手がイメージする映像が限り無く同じになる事を言うのだと僕は思います。


正確に伝わるというと言うのは、そもそも無理な事なのかも知れません。


しかし「自分の描くイメージを正しく伝える」という意識を持って真剣に文章を書く姿勢が大前提としての必要な意識ではないかと僕は思います。


この心構えが無いと、『どうせ、伝わらないんだから。』と、文章を書く時に手を抜くようになってしまうのが、人間なんだと思います。


『手を抜いて楽をしたい』という人間の中に潜む怠け心の習性が顔を出し、自分の邪魔をした時、自分で決めたルールでそれを制する事でも、人は成長する生き物でもあると思っています。


文章には人間性も必ず出てしまうものだと思うので、常に自己の成長をし続ける努力をする事も書き手に求められる資質のひとつだと僕は思っています。


僕は、まだまだなので今以上の努力が必要ですが、、、笑。


それではまた次回。


Hiroshi Adachi

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足立博


中学中退という異例の経歴を持つ「小卒社長」。2000年にバリ島家具のフルオーダー専門店ROBIN、2004年にCANDy BLOODを開業。同時にインターネットマーケティングを学び各リアル店舗事業を成功させる。
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物販事業経営者、アフィリエイター、マーケッターが集まるHiroshi Adachiのブログの運営を開始。クリエイターとしての活動の傍らマーケティングアフィリエイターとして情報発信中
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