コピーライティング講座。文章力の向上=文章を正しく読む力の向上。

足立です。


僕のブログを見てくれている人の中に、文章を読む事が出来ないという人は居ないと思います。


しかし、どのくらいの人が文章を正しく読めているのでしょう?


今日は、その辺の事について書いて行きたいと思います。

あなたはこの文章を「正しく」読めますか?

早速ですが、これらの文章を正しく読んでみて下さい。


3つの文章があります。


「正しく読むくらいできるよ!」


と、思うかもしれませんが、果たして正しく読む事はできるでしょうか?


これらの文章を『中心になる文』と『その他の文』に正しく分けてみて下さい。


正しく読む事ができる人であれば、簡単な例文なので優しすぎる問題かもしれません。


(例文1)

『あなたはもっと笑った方がいい。そうすれば、あなたはずっと楽しくなるはずだ。もしかすると、夫婦喧嘩もなくなるかもしれない。』


どの文が『中心文』で、どの文が『その他の文』か分かりますか?


『あなたはもっと笑った方がいい。』が、中心文なのか、『そうすれば、あなたはずっと楽しくなるはずだ。』が、中心文なのか。


それとも『もしかすると、夫婦喧嘩もなくなるかもしれない。』が中心文なのか。


ではそのまま次の例文にも目を通してみてください。


(例文2)

『あなたは、気に入らなければ怒ります。悲しければ泣きます。楽しければ笑います。しかし、それはあなただけではありません。人間には感情があるのです。』


(例文3)

『あなたは、男性と女性のどちらを信用しますか。男性は信用しないけど、女性も信用していない。それが、私の考えです。もちろん、あなたの考えとは違うかもしれません。』


分かりましたか?3つの答えは、後ほど。


文章力の向上=文章を正しく読む力の向上。

僕は文章を書くためには『正しく読む力』『正しく話す力』『正しく聴く力』、この3つの力がすべて重要だと思っています。


この3つの力が備わって初めて人の心に届く文章が書けるようになると思っています。


今回は、その中の『正しく読む力』について書いてみたいと思います。


僕の言う正しく読む事とは、細かい所まで丁寧に読み、最終的に書き手の伝えたい事をできる限り正しく掴み取っていく事を言います。


そのためには、文章の論理関係と文章の内容、どちらにも注意しながら読んでいく必要があります。


なんだか、一見難しそうに感じるかもしれませんが、実はそうでもありません。


小卒の僕がここで書く事です。


難しい事は何も出て来ません(笑)


今回はその辺りを誰にでも分かりやすく書いてみたいと思っています。


この『文章の論理関係』と『文章の内容』とはどういう事を言っているのでしょうか。


それは、『文章の論理関係』と言うのは簡単に言えば、文章を進めていく筋道の事です。

『文章の内容』と言うのは、文章の中で言っている意味の事です。


この文章の論理関係と文章の内容のどちらも理解する事ができなければ、書き手の本来伝えたい事を最終的に正しく読み取る事はできません。


そのためには、それぞれの文章ごとすべてで『中心になる文』をしっかりと確実に把握しながら読む事が前提になります。


この2つを理解するためには『文章の論理』と『文章の意味内容』のどちらにも注意しながら読んでいく必要があるのですが、簡単な文章ならともかく、長文になってくるとこの2つを同時にやっていく事はなかなか出来る事ではありません。


まず最初に文章の論理関係をしっかりと把握してから、次に文章の意味内容を理解していくと良いと思います。


この2つをバラバラにやって行く事で徐々に慣れていくはずです。


まずは、『文章の論理関係』について説明していきます。


基本的に文章の構造には4パターンの構造しかありません。


この4つです。


1つ目が、意見→具体例、という流れになっている構造。
2つ目が、具体例→意見、という流れになっている構造。
3つ目が、意見→具体例→結論(意見)、という流れになっている構造。
4つ目が、具体例→意見→具体例、という流れになっている構造。



たったこの4つしかありません。


この構造パターンをまず見極める事で、『文章の論理関係』が初めて見えて来ます。


冒頭で出した例文の中で、『中心文』というのが、この構造の中の“意見”にあたり、『その他の文』と言うのが、ここで言う“具体例”の事を言います。


ここで、もう一度冒頭の例文を改めて読んでみて下さい。


これらの文章を『中心になる文』(意見)と『その他の文』(具体例)に正しく分けてみて下さい。


さっきよりも、ずいぶん分かりやすく感じるのでは無いでしょうか?


(例文1)

『あなたはもっと笑った方がいい。そうすれば、あなたはずっと楽しくなるはずだ。もしかすると、夫婦喧嘩もなくなるかもしれない。』


(例文2)

『あなたは、気に入らなければ怒ります。悲しければ泣きます。楽しければ笑います。しかし、それはあなただけではありません。人間には感情があるのです。』


(例文3)

『あなたは、男性と女性のどちらを信用しますか。男性は信用しないけど、女性も信用していない。それが、私の考えです。もちろん、あなたの考えとは違うかもしれません。』


分かりましたか?


中心文(意見や主張)と、その他の文(証明や具体例)に分けてみて下さい。


答え合わせは、このあとすぐに出てきます。


正しく読むためには、どの構造パターンなのかを見極めなければ、文ごとに書いてある意味が分からず、『中心文』がどの文なのか見極める事ができません。


普段の読み方だと、構造パターンなんて考えもせず、分からないまま読み進めていってしまう事がとても多いはずです。


しかし、その都度構造パターンを理解しておかなければ文章内の中心文もよく分からず、文章を先に読み進める事になってしまいます。


それでは、最終的に書き手の本来伝えたい事がボヤ~っとしか理解する事ができないでしょう。


それでは、正しく読んだ事にはまったくなりません。


書き手が本来伝えたかった事を正しく理解するために、まずはひとつひとつの文章の中で、意見(主張)をしている文章なのか.


それを証明する具体例(その他の文)なのかを正しく把握していく必要があるのです。


では、冒頭と先ほど出した例文の答え合わせです。


文章を正しく読む為の答え合わせ。

(例文1)
『あなたはもっと笑った方がいい。そうすれば、あなたはずっと楽しくなるはずだ。もしかすると、夫婦喧嘩もなくなるかもしれない。』

中心文→「あなたはもっと笑った方がいい。」

構造パターン→中心文(意見)→その他の文(具体例)→その他の文(具体例)


(例文2)
『あなたは、気に入らなければ怒ります。悲しければ泣きます。楽しければ笑います。しかし、それはあなただけではありません。人間には感情があるのです。』

中心文→「人間には感情があるのです。」

構造パターン→その他の文(証明や具体例)→その他の文(具体例)→その他の文(具体例)→その他の文(具体例)→中心文(意見)


これは、構造パターンの2にあたります。


(例文3)
『あなたは、男性と女性のどちらを信用しますか。男性は信用しないけど、女性も信用していない。それが、私の考えです。もちろん、あなたの考えとは違うかもしれません。』

中心文→「男性は信用しないが、女性も信用できない。」

構造パターン→その他の文(具体例)→中心文(意見)→その他の文(具体例)


この、『文章の構造』と『文章の内容』の説明をするために、下記のもうひとつの例文4を参考にしながら簡単な解説をしていきます。


(例文4)

『僕は、中学を中退して15歳で社会に出ました。そのため、学歴が無い僕は20年以上、苦労の連続でした。でも、僕は結果的に中学を中退して良かったと思います。』


この文章の構造パターンは分かりますか?


ひとつひとつ見ていきましょう。


この文章構造は3つの文からなり立っています。


1つ目が、『僕は、中学を中退して15歳で社会に出ました。』です。


この文の中では具体的な事実を書いてあるので、この文は『具体例』になります。


主張(意見)をしている訳ではありませんよね?


そして2つ目が、『そのため、学歴が無い僕は20年以上、苦労の連続でした。』です。


この文章の中でも、具体的な事実を書いてあるので、この文章も『具体例』になります。


ここでも同じ、主張をしている訳ではありません。


最後に3つ目が、『でも、僕は結果的に中学を中退して良かったと思います。』です。


この文章の中では、“僕は結果的に中学を中退して良かったと思います。”という、主張をしているので、この文章は『意見』になります。


すなわち、この例文の文章の構造は、『具体例』→『具体例』→『意見』となります。


そして、この文章の中での中心文は、『でも、僕は結果的に中学を中退して良かったと思います。』です。


「文章を正しく読む力」総括

分かりましたか?


簡単な例文だったので難しくはないと思います。


このように、すべての文章ごとに『中心文』と、『その他の文』を細かく見極める事で、しっかりと文章全体を理解する事ができるようになり、書き手が本来伝えたかった事が分かるのです。


しかしです、、、。


こんな簡単な文章なら問題は無いのですが、こんな簡単な文章はそうそう目にする事もありません。


普通はもっと複雑な文章ばかりです。


でも、安心して下さい。


なぜなら今回書いた基礎をしっかりと理解できれば、難しい文章でもひとつひとつ細かく見ていけば、正しく読めるようになるはずです。


さっきの基礎をしっかりと理解して意識しながら読んでいく事ができれば、正確に正しく読める事ができるように、、、、、、


「なりません。」


残念ながら、正しく読む事はできません。


「え!?さっきの基礎を意識して読めば徐々にできるようになりますよね?」


いいえ、なりません。


この理由を書いて今回は終わりにしたいと思います。


実は日本語というのは『これ』といった明確な答えが出ない事も大変多いのです。


読む人によって解釈の仕方が分かれてしまうものなのです。


意見とも取れるし、その他の文とも取れるような文がたくさん絡み合って文章になっているので読む人によって、判断が異なるのです。


元も子もありませんが、日本語は割り切れない箇所だらけなのです。


モヤモヤしてしまうのが日本語なのです。


しかし、そんな日本語で書かれた文章を読む時に、書き手が本来伝えたい事を、正しく掴み取るという意識を持つ事が大前提だと僕は思うのです。


『どうせ、正しく理解する事は出来ないから。』


と文章の論理関係や文章内容を把握せず適当に読んでしまっては、正しく読む事はできません。


それでは、文章ごとの中心文がどれなのかもイマイチ分からずに読み進めてしまう事になります。


そんな適当な文章の読み方こそ、今までして来た読み方では無いでしょうか?


しっかりと書き手が本来伝えたかった事を理解して読む事ができなければ、自分が書く文章で、あなたの伝えたい事が書けるようには絶対にならないと思います。


書き手の気持ちと読み手の気持ちとを、どちらも正しく理解する事ができなければ、伝えたい事を書けるようにもなれないでしょう。


このような事をまとめて、今回僕が出した結論があります。


それは、『自分の読み方の軸を見つける』という結論です。


でも、そのためには、先ほどから書いている基礎をまずは身に付けて、自分なりの読み方を毎回意識して読み物を読む癖をつけていく事が大切な事だと思います。


その結果、自分だけの読み方が出来るようになるだけです。


自分の基準ができるようになるだけです。


その自分の基準に合わせて判断する事が出来るようになるだけです。でも、それで良いのです。


自分なりの判断基準が現れ、それが自分なりの読み方の軸となるのだと思います。


自分の軸を持った読み方ができるよになって初めて、自分の色を出した個性ある文章が書けるようになるのだと思います。


まずは、自分の軸を持つ事が大切な事だと僕は思います。


それでは。


Hiroshi Adachi

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“コピーライティング講座。文章力の向上=文章を正しく読む力の向上。” への1件のフィードバック

  1. dm より:

    面白かったです。

    自分の読み方の軸を作ることで、
    自分の書き方の軸もできるんですね。

    勉強になりました。

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Hiroshi Adachi

足立博


中学中退という異例の経歴を持つ「小卒社長」。2000年にバリ島家具のフルオーダー専門店ROBIN、2004年にCANDy BLOODを開業。同時にインターネットマーケティングを学び各リアル店舗事業を成功させる。
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